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サール負傷で遠征参加トップチーム選手は13人…ELホッフェンハイム戦へポステコグルー監督「選択肢はほぼない」

超ワールドサッカー / 2025年1月23日 13時10分

写真:Getty Images

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、多くの離脱者を抱えるなかで臨むホッフェンハイム戦への思いを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が会見コメントを伝えている。

現在、今シーズンワーストのプレミアリーグ3連敗と泥沼の状況に陥るトッテナムは、バウンスバックの勝利を期して23日にアウェイで行われるヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第7節ホッフェンハイム戦に臨む。

しかし、開幕から深刻な負傷者に悩まされるチームは、今回の一戦に向けてMFパプ・マタル・サールが新たに負傷離脱。EL登録外のDFセルヒオ・レギロン、DFジェド・スペンス、GKアントニン・キンスキー、FWヤン・ミンヒョクの4選手を含め、トップチーム登録の14選手が不在の状況で敵地へ乗り込むことになる。

ポステコグルー監督はこの一戦に向けた会見の場で最新のチームニュースを提供。脳震とうのプロトコルを終えたMFロドリゴ・ベンタンクールのメンバー復帰、DFクリスティアン・ロメロのトレーニング復帰というポジティブなニュースに触れた一方、サールが直近のエバートン戦で負傷したことを明かした。

「直近の試合からではジェド(・スペンス)とレギロンの2名が(登録外で)出場できないのは明らかだ。あと1名はパプで、週末に軽いケガをして欠場する。一方でベンタンクールが戻ってくる。(復帰は)彼だけだと思う​​」

「パプはトレーニングをしようとしたが、週末の影響でまだ少し痛みがあった。あまり長く欠場するようなことにならないことを願っている。週末にチャンスはあるが、今回は時期尚早だ」

「ロメロはトレーニングをしているが、遠征メンバーには加わらない。プレーしていないし、おそらくあと1週間から10日かかるはずだ」

現在、ELでは決勝トーナメントストレートイン圏外の9位に位置しているが、残り2試合で連勝できればトップ8フィニッシュを自力で決められる状況。とりわけ、超過密日程を強いられるなか、プレーオフの2試合を回避できる点で重要だ。

ただ、前述の離脱者の多さと現状のチームのフォームを冷静に分析する指揮官は、ブンデスリーガのクラブとの一戦が難しいものになると覚悟している。

「現実的に、選択肢はあまりない。おそらく、ファーストチームのプレーヤーのうち13人が遠征する。週末にパプがすぐに回復し、ビス(ビスマ)も回復することを期待しているが、他のことはもっと先の話だ。試されていない若手を投入する以外に選択肢はあまりないが、私は彼らに必要以上の重圧を与えたくない。我々は次のタスクに集中しようとしている。それは明日の夜のことだ。それを乗り切り、そこから状況を評価するつもりだ」

また、今冬の補強に関しては前述のキンスキーを素早いオペレーションで獲得したが、最優先であるストライカーやその他の手薄なポジションの補強は遅れており、移籍市場閉幕まで残り10日程度となっている。

その補強面に関して問われた指揮官は「クラブはプレーヤーたちのために何らかの支援を得ようと懸命に努力しているが、私が知る限り、差し迫ったものはない。しかし、移籍期間の最後の週には物事が急速に進むので、まだ希望はある」と最悪の場合、補強なしに終わる可能性も示唆している。

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