【ELリーグフェーズ第7節プレビュー】久保&毎熊がローマ勢と激突! ユナイテッドは不振のOTで英国勢対決
超ワールドサッカー / 2025年1月23日 18時0分
ヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節が1月21~23日に開催される。強豪クラブや日本人選手所属クラブを中心に第7戦の展望を紹介していく。
◆リーグフェーズ第7節
▽1/21(火)
ガラタサライ 3-3 ディナモ・キーウ
▽1/22(水)
ベシクタシュ 4-1 アスレティック・ビルバオ
▽1/23(木)
《26:45》
AZ vs ローマ
ポルト vs オリンピアコス
ビクトリア・プルゼニ vs アンデルレヒト
フェネルバフチェ vs リヨン
ボデ/グリムト vs マッカビ・テルアビブ
マルメ vs トゥベンテ
カラバフ vs FCSB
ホッフェンハイム vs トッテナム
《29:00》
エルフスボリ vs ニース
マンチェスター・ユナイテッド vs レンジャーズ
PAOK vs スラビア・プラハ
ルドゴレツ vs ミッティラン
サン=ジロワーズ vs ブラガ
ラツィオ vs レアル・ソシエダ
フランクフルト vs フェレンツヴァーロシュ
RFS vs アヤックス
◆久保&毎熊がローマ勢と激突
リーグフェーズにはレアル・ソシエダのMF久保建英、AZのDF毎熊晟矢、サン=ジロワーズのDF町田浩樹、アンデルレヒトのFW後藤啓介の日本人4選手が出場。そんななか、今節では久保と毎熊が難敵ローマ勢との重要な一戦に臨む。
EL2連勝で12位に位置するソシエダは、6ポイント差で首位に位置するラツィオとの重要なアウェイゲームに臨む。年明けは公式戦3連勝と好調を維持していたラ・レアルだが、直近のバレンシア戦ではELを考慮してか、リーグ最下位相手に久保ら一部主力をベンチスタートにした結果、0-1の敗戦。得点力に問題を抱える相手に対して、後半勝負を期したイマノル監督の采配が裏目に出て良い流れを自ら断ち切る結果となった。また、久保に関しては不届きなバレンシアサポーターから人種差別的侮辱の被害に遭い、より後味の悪い形で試合を終える形に。
その敗戦からのバウンスバックを図る今回の一戦ではEL5勝1分けで無敗の難敵ラツィオとのアウェイゲームに臨む。対戦相手はデルビーでの屈辱的な敗戦含め年末年始にかけて3戦未勝利と不調に陥ったが、直近のヴェローナ戦では3-0の快勝を収め復調気配を示す。なお、右ウイングでスタメン起用が濃厚な久保は、アーセナルからの新加入で今季躍進に貢献している超攻撃的サイドバックのヌーノ・タヴァレスとのマッチアップが注目されるところ。DFアランブルとともに推進力を封じ込めつつ、守備に奔走させるような展開にできれば、チームの勝利にも繋がるはずだ。
プレーオフ圏内の19位に位置するAZは、1ポイント差で14位のローマとのホームゲームに臨む。前節は毎熊に初ゴールが生まれるもルドゴレツと2-2のドローに終わったなか、今回の一戦では3戦ぶりの勝利を目指す。やや引き分けは多いものの、現在チームは公式戦11試合無敗と好調を維持。KNVBベーカーではアヤックスを撃破しており、良いモチベーションで難敵をホームで迎え撃つ。強豪相手に守備面で少し苦戦が続く毎熊に関しては、[3-5-2(3-4-2-1)]のローマに対してミスマッチの中で周囲との連携がポイントに。また、クロッサーのアンヘリーニョ、駆け引きに長けたエル・シャーラウィとのマッチアップで状況に応じた対応が求められるところだ。
対するローマもラニエリ新体制で着実に調子を取り戻しており、直近は公式戦6試合無敗。ドフビクとディバラの2トップを中心に攻撃陣が良い状態にある。ただ、今季の公式戦では未だアウェイゲームで勝利がなく、今回の一戦では初勝利を目指すことになる。
プレーオフ圏内の20位に位置するサン=ジロワーズはプレーオフ圏外ギリギリのブラガと対戦。チームは直近のリーグ戦3連勝と好調を維持しているが、町田に関しては前々節が後半終盤の途中出場、前節は出番なしとここにきて試合に絡めていないのは気がかりなところだ。
ここまで3位と大健闘を見せるアンデルレヒトは17位のビクトリア・プルゼニとのアウェイゲームに臨む。今節の勝利でトップ8フィニッシュを確定できるなか、ここに来てファーストチームで公式戦2試合に途中出場している後藤は今回も遠征メンバー入り。引き続き限定的な起用法となるが、ELデビューも期待したい。
◆ユナイテッドとレンジャーズの上位対決
チャンピオンズリーグ(CL)同様に熾烈な上位争いが繰り広げられるなか、今節は7位のマンチェスター・ユナイテッドと8位のレンジャーズによる1ポイント差の直接対決に大きな注目が集まる。
ELでは3戦連続ドローからの3連勝と良い流れにあるユナイテッドだが、リーグ戦では直近のブライトン戦で1-3の敗戦。前々節でオールド・トラッフォードでの連敗をストップしたが、再びの敗戦。新指揮官アモリムも一歩進んで二歩、三歩交代という現状にフラストレーションを募らせている状況だ。そのホームでバウンスバックを図る今回の一戦では守備、切り替えの部分の改善が勝敗のカギを握る。また、武者修行先のレンジャーズと古巣初対戦となるFWアマドのパフォーマンスに注目だ。
対するレンジャーズはオールドファームでの3-0の快勝を含め公式戦7試合無敗と好調を維持。とりわけ、カウンターの精度が向上しており、好調のFWイガマネ、FWチェルニーといった選手がユナイテッド守備陣を翻弄できれば、敵地から勝ち点3を持ち帰る可能性は十二分にあるはずだ。
その他の上位陣では22日に前倒しでベシクタシュ戦を戦った2位のアスレティック・ビルバオがまさかの1-4の敗戦。21日に試合を行った6位のガラタサライも、唯一の6戦全敗で最下位のディナモ・キーウ相手にホームで3-3のドローと痛恨の取りこぼしを喫しており、その他の上位陣も波乱が起きそうな予感だ。
とりわけ、4位のリヨンはモウリーニョ率いるフェネルバフチェとのタフなアウェイゲームに挑む。5位のフランクフルトは16位のフェレンツヴァーロシュとの対戦となるが、ドルトムント撃破の直近のリーグ戦同様に、マンチェスター・シティ移籍内定でチームを離脱したエースFWマーモウシュの不在を感じさせぬ戦いを見せたい。
優勝候補の一角ながら9位に位置するトッテナムは、26位に低迷するホッフェンハイムとのアウェイゲームでトップ8圏内返り咲きを狙う。現在、リーグ戦3連敗に加え、度重なる離脱者の影響でファーストチーム13名のみが遠征に参加する満身創痍の状況だが、ビッグクラブの意地を見せて勝ち点3を持ち帰ることができるか。
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