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バイエルンがケイン&キム・ミンジェ弾でリーグ5連勝! 堂安律が絶妙CKでアシストもフライブルクは3連敗…【ブンデスリーガ】

超ワールドサッカー / 2025年1月26日 1時51分

写真:Getty Images

ブンデスリーガ第19節、フライブルクvsバイエルンが25日にオイローパ=パルク・シュタディオンで行われ、アウェイのバイエルンが1-2で勝利した。なお、フライブルクのMF堂安律はフル出場、バイエルンのDF伊藤洋輝は負傷欠場となった。

2試合連続4失点での大敗で連敗中の8位フライブルクは、首位チーム相手のホームゲームでバウンスバックを狙った。この一戦で堂安は右ウイングでスタメン起用となった。

一方のバイエルンはブンデスリーガ4連勝で首位キープも、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではフェイエノールトに0-3の惨敗。週明けにスロバン・ブラチスラヴァとのCL最終節を控えるなか、まずはリーグ戦でバウンスバックを図った。コンパニ監督はこの一戦で先発5人を変更。負傷とサスペンションでキム・ミンジェを除く3選手が起用不可となったディフェンスラインにキミッヒ、ダイアー、ラファエル・ゲレイロを配置し、オリーズとコマンの両ウイングをニャブリ、サネに入れ替えた。

立ち上がりからバイエルンがボールを握ったものの、主導権争いがしばらく続いていく。だが、13分には左のハーフスペースでボールを受けたムシアラが絶妙なコース取りのドリブルでペナルティアーク付近まで運んで右足を一閃。枠の左を捉えたかに思われたが、これは惜しくも左ポストに阻まれた。

この決定機は逃したが、直後の15分には波状攻撃から相手陣内右サイドのダイアーから足元に横パスを受けたケインが巧みなターンでDFラインハルトと完全に入れ替わってボックス右に持ち込むと、低弾道の鋭い右足シュートをゴール左に突き刺した。

エースのゴールによって幸先よく先制に成功したバイエルンは、ややゲームコントロール優先の戦い方にシフト。引き続きボールを保持するが、フライブルクも徐々に押し返していく。そのなかで堂安もカウンターの起点やサイドの深い位置でボールをキープし、チャンスメークにも絡んだ。

前半半ばから終盤にかけて試合は完全に膠着状態に陥ると、40分にはハムストリングを痛めたゴレツカがプレー続行不可能となり、今季初出場のスタニシッチを投入。これでキミッヒがセントラルMFにポジションを上げる形となった。

結局、睨み合いの状況のまま試合はバイエルンの1点リードで後半に突入。立ち上がりから押し気味に進めたアウェイチームは54分、キミッヒの右足インスウィングの左CKをGKに競り勝ったキム・ミンジェが頭で合わせて貴重な追加点をもたらした。

この直後にはボックス左に抜け出したニャブリがビッグチャンスでシュートを大きくふかしてしまい、試合への興味が繋がると、ホームチームは堂安を起点に押し返していく。すると、68分にはその堂安の正確な右CKをギンターがドンピシャのヘッドで合わせてゴール左隅へ流し込んだ。

これで1点差となった後半半ばから終盤にかけて試合は拮抗。バイエルンはパリーニャやミュラーといった経験豊富な選手の投入で逃げ切りを図るなか、フライブルクはグリフォら攻撃的なカードを切って前がかる。

試合終盤はホームチームがより際どいシーンを作り出したが、バイエルンの守備を再びこじ開けることはできず。この結果、敵地で競り勝ったバイエルンがリーグ5連勝、競り負けたフライブルクは3連敗となった。

フライブルク 1-2 バイエルン
【フライブルク】
マティアス・ギンター(後23)
【バイエルン】
ハリー・ケイン(前15)
キム・ミンジェ(後9)

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