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後半圧倒の首位ナポリが逆転で7連勝! ユーベはコロ・ムアニデビュー弾も22戦目でリーグ初黒星…【セリエA】

超ワールドサッカー / 2025年1月26日 4時7分

写真:Getty Images

セリエA第22節、ナポリvsユベントスが25日にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナで行われ、ホームのナポリが2-1で逆転勝利した。

前節、アタランタとの上位対決を3-2で制し、リーグ6連勝で首位を堅持するナポリ。7連勝を狙ったホーム開催のビッグマッチでは負傷でベンチ外のオリベラの代役にスピナッツォーラを起用した以外同じメンバーを継続した。

一方、前節はミランとのビッグマッチを2-0で快勝した5位のユベントス。これでリーグ戦での3試合連続ドローをストップも、直近のチャンピオンズリーグ(CL)ではクラブ・ブルージュと0-0のドロー。勝ち切れない状況は変わらず。そんななかで臨んだ中3日でのビッグマッチでは先発4人を変更。サヴォーナ、ドウグラス・ルイス、ウェア、バングーラに代えてマッケニー、テュラム、ユルドゥズ、最前線にPSGから新加入のコロ・ムアニを起用した。

立ち上がりからハイプレスを仕掛け合うアグレッシブな入りとなったなか、序盤はアウェイのユベントスがペースを掴む。6分にはボックス右でテュラムからラストパスを受けたユルドゥズが見事な左への切り返しで相手守備陣の逆を取るが、肝心の左足シュートはコースが甘くGKメレトの好守に遭う。

以降はボールの前進に手を焼くホームチームに対してボールの主導権を握るユベントス。だが、ユルドゥズの決定機以降は攻め切れない状況が続く。逆に、20分にはナポリもポリターノの鋭い左足シュートで最初の決定機を作り出した。

前半半ばから終盤にかけては互いに決定機まで持ち込めず、焦れる展開に。それでも、ユベントスの新戦力がデビュー戦でいきなり決定的な仕事を果たした。

43分、カンビアーゾ、ユルドゥズの連携によって右サイドで押し込むと、ユルドゥズの中への折り返しに反応したザンボ・アンギサのクリアがゴール方向に向かうと、これに反応したコロ・ムアニが右足反転シュートでゴールネットに突き刺した。

コロ・ムアニのデビュー戦ゴールによってアウェイのユベントスの1点リードで折り返した試合だったが、後半は一転してナポリが主導権を握る。

押し込んだ立ち上がりの50分、スピナッツォーラのクロスに飛び込んだルカクの決定的なヘディングシュートはGKディ・グレゴリオのビッグセーブに阻まれる。それでも、畳みかける攻めを見せると、57分にはボックス右でのルカクの体を張ったボールキープからポリターノが上げた正確な右足クロスをゴール前のザンボ・アンギサが打点の高いヘディングシュートで合わせた。

早い時間帯の同点ゴールによってホームチームがさらに勢いづくなか、流れを変えたいユベントスは65分に2枚替えを敢行。カンビアーゾ、ユルドゥズを下げてサヴォーナ、バングーラを投入した。

しかし、この交代直後にナポリがスコアを動かす。69分、ボックス内に侵入したマクトミネイがロカテッリのスライディングタックルに遭い、文句なしのPKを獲得。これをキッカーのルカクが冷静に流し込んだ。

相手の時間帯で耐え切れずに逆転を許したユベントスは、74分にコンセイソン、ドウグラス・ルイスを、82分にはコロ・ムアニを下げてヴラホビッチを投入。主力アタッカーの投入でゴールを目指したが、後半は決定機はおろか1本のシュートさえも打てぬままタイムアップを迎えた。

この結果、前後半で主導権が大きく入れ替わったなか、最後は地力を示したナポリがビッグマッチを逆転で制して7連勝を達成。一方、後半失速のユベントスは今季リーグ22戦目にして初黒星となった。

ナポリ 2-1 ユベントス
【ナポリ】
アンドレ=フランク・ザンボ・アンギサ(後12)
ロメル・ルカク(後23[PK])
【ユベントス】
ランダル・コロ・ムアニ(前43)

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