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中村敬斗の今季8点目でスタッド・ランスが王者PSGとドロー…終盤には新加入の関根大輝がリーグ・アンデビューを飾る【リーグ・アン】

超ワールドサッカー / 2025年1月26日 7時20分

写真:Getty Images

リーグ・アン第19節のパリ・サンジェルマン(PSG)vsスタッド・ランスが25日にパルク・デ・プランスで行われ、1-1の引き分けに終わった。スタッド・ランスの伊東純也は93分までプレー、中村敬斗はフル出場、56分に今季8点目を記録、関根大輝は93分からプレーしている。

公式戦6連勝中の首位PSG(勝ち点46)は、直近のマンチェスター・シティ戦から先発を6人変更。バルコラやヴィティーニャ、ハキミ、マルキーニョスらに代えてゴンサロ・ラモスやデンベレ、リュカ・エルナンデスらに加え、新加入のクワラツヘリアが先発に名を連ねた。

一方、リーグ戦7試合勝利のない13位スタッド・ランス(勝ち点21)は、前節のル・アーブル戦から先発を3人変更。伊東と中村は[4-4-2]の両サイドハーフで先発出場、今夏に新加入の関根は初のベンチ入りを果たした。

立ち上がりからボールの主導権を握るPSGは、15分に右サイドから斜めのドリブルでボックス手前まで切り込んだデンベレが左足を振り抜いたが、シュートはGKディウフがセーブ。

その後も引いて守るスタッド・ランスのスペースを消す守備に苦戦するPSGだったが、26分に最初の決定機。DFキプレにハイプレスを掛けたデンベレがボックス内でボールを引っかけると、こぼれ球を拾ったゴンサロ・ラモスがシュートまでゴールエリア左横からシュートを放ったが、これは絶妙な飛び出しで距離を詰めたGKディウフが右足でブロックした。

ピンチを凌いだスタッド・ランスは、29分に中盤の浮き球からテウマがDFの裏へダイレクトパスを送ると、上手く抜け出した中村に決定機が訪れたが、シュートはGKドンナルンマがブロック。

対するPSGは直後の31分、デンベレのスルーパスに反応したD・ドゥエがボックス右からボックス右から侵入し折り返すと、ゴンサロ・ラモスがダイレクトシュート。しかし、GKディウフがわずかに触ったボールは左ポストに弾かれた。

ゴールレスで迎えた後半は開始早々にスコアが動く。47分、左サイドから斜めのドリブルで切り込んだクワラツヘリアがD・ドゥエとのワンツーでボックス内に侵入しラストパス。これをボックス右のデンベレがダイレクトで合わせると、DFにディフレクトしたボールがゴールに吸い込まれた。

先制を許したスタッド・ランスだったが、56分に中村が試合を振り出しに戻す。GKからのロングスローを受けた中村が左サイドを持ち上がりスルーパス。これに反応した伊東がボックス左から折り返しを供給すると、ムネツィの落としから中村がゴール右隅にダイレクトシュートを流し込んだ。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、PSGは86分に左CKのセカンドボールをボックス手前に走り込んだメンデスがダイレクトシュートで合わせたが、これはGKディウフが好セーブ。

さらに88分には、アセンシオのパスでゴール前に抜け出したマユルがチャンスをむかえたが、シュートはゴール右に外れた。

猛攻を受けるスタッド・ランスは、93分に伊東を下げて関根を投入し、引き分けでも十分という采配を執る。結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。スタッド・ランスは中村の今季8点目で難敵相手に価値ある勝ち点1を確保した。

PSG 1-1 スタッド・ランス
【PSG】
ウスマーヌ・デンベレ(後2)
【スタッド・ランス】
中村敬斗(後11)

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