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「信じられない気持ち」PSGデビュー戦でアシストのクワラツヘリア「勝てたはずだったから少しがっかり」ホームでのドロー悔やむ

超ワールドサッカー / 2025年1月26日 15時32分

写真:Getty Images

パリ・サンジェルマン(PSG)でのデビューを飾ったジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリアが、ドローに終わったスタッド・ランス戦を振り返った。フランス『レキップ』が伝えている。

クワラツヘリアは17日、7000万ユーロ(約112億8000万円)+ボーナスという条件でナポリからパリの巨人に加入。そして、25日に本拠地パルク・デ・プランスで行われたリーグ・アン第19節のランス戦で新天地デビューを果たした。

チームは惜しくも1-1のドローに終わったが、左ウイングに入ったクワラツヘリアは後半立ち上がりに得意のカットインからのコンビプレーでフランス代表FWウスマーヌ・デンベレの先制点をアシスト。83分にベンチへ下がるまで早くもアタッキングサードで違いを生み出し、上々の顔見せとなった。

同試合後、ジョージア代表FWは「信じられない気持ち」とデビューに感激した様子を見せた一方、常勝が求められるチームとしてホームでのドローという結果にフラストレーションを募らせた。

「(パルクの雰囲気は)信じられないほど素晴らしい気分だったよ。とても良い雰囲気で、このサポーター、このチーム、素晴らしいプレーヤーと一緒にいられて本当にうれしいよ」

「(プレーの感触も)良かったと思う。難しい試合で、得点すべき場面がいくつかあったけど、多くのチャンスを逃してしまい、それが最終スコアにつながった」

とはいえ、「あの瞬間にアシストできたことを本当にうれしく誇りに思うよ。ただ、今日はここでのデビュー戦だったし、勝てたはずだったから少しがっかりしているけどね」とデビュー戦でアシストという結果を残せたことは個人として大きかったという。

去就の影響やコンディションの問題もあって今年に入って初の公式戦となり、試合勘の部分で少し問題を抱えてのプレーとなったが。「コンディションは悪くないよ。だけど、最高の状態になるためにこれからも努力していきたい」と、今後の調整によって最高のクヴァラを見せたいと意気込んだ。

新天地ではナポリで短期間被っていたスペイン代表MFファビアン・ルイスが在籍しているものの、ほぼ顔見知りがいないなかでのスタートとなったが、周囲の気遣いもあって早くも居心地の良さを感じている。

「(新天地での1週間は)とても良かったよ。チームメイト、クラブは自分をとても大事にしてくれた。『トレーニングのことだけ考えてほしい。あとは僕らに任せてほしい』という感じだったよ。だから、ここにいられてうれしいよ」

一方、リーグ・アンではリヨンのFWジョルジュ・ミカウタゼ、サンテチェンヌのMFズリコ・ダヴィタシュヴィリと代表のチームメイトもプレー。その同胞の存在をうれしく思いながらも、ピッチ上ではあくまでライバルとしてチームのために全力で倒したいと語っている。

「彼らは友達で、とても仲が良いんだ。だけど、今はライバルでもあるし、代表チームで会うときは、少し喧嘩するかもしれないね(笑)」

なお、週明けに控えるチャンピオンズリーグ(CL)のシュツットガルト戦は登録外のためプレーできないが、チームとともに遠征に帯同してスタンドからその戦いを見守る予定だという。

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