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格下相手に完勝のマドリー、アンチェロッティ監督は「試合をうまくコントロールした」盤石のゲーム運びを評価

超ワールドサッカー / 2025年1月26日 19時13分

写真:Getty Images

レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督が、バジャドリー相手の完勝に満足感を示した。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

マドリーは25日、敵地ホセ・ソリージャで行われたラ・リーガ第21節のバジャドリー戦を3-0で勝利した。

立ち上がりから主導権を握ると、前半30分にMFジュード・ベリンガムの絶妙なお膳立てからFWキリアン・ムバッペが先制に成功。さらに、後半序盤にはカウンターから再びムバッペのゴールで追加点を挙げると、後半終了間際にはベリンガムが獲得したPKを背番号9がきっちり決め切って加入後初のトリプレーテを達成し、リーグ4連勝を達成した。

シュート20本を放ったわりにゴール数はやや物足りないものの、相手に決定機を作らせない完勝の一戦についてアンチェロッティ監督は、「チームは試合をうまくコントロールした」とクリーンシートを含めてチームのパフォーマンスに満足感を示した。

「重要なのはポイントを獲得することだ。もちろん、上位のチームのほうが質が高いが、どのチームも勝つために何でもしてくるし、すべての試合で戦い、闘い、競わなければならない。勝った今、もっと簡単な試合だったと思うかもしれない。チームは状況に適応し、うまく試合をコントロールし、慌てることなく試合に臨めた。先制すると、試合はいつもより少し楽になる」

「(無失点の守備について)アセンシオは我々のために仕事をしてくれた。彼はサイドバックでのプレーにそれほど慣れていないが、素早くて慎重なプレーヤーであることを示した。センターバックのチュアメニのように、良い試合をした。これは目新しいことではない。アラバは少しずつ出場時間が増えており、初先発に非常に近づいている」

また、公式戦5試合連発に加え、初のトリプレーテを達成した絶好調のエースストライカーに関しては「ムバッペは長い間このようなプレーをしてきた。3ゴールを決めたのは初めてで、チームに本当に貢献している。リズムをつかんだのは我々にとってプラスだ」と、その好調ぶりを喜んだ。

この試合の勝利によって同日引き分けた2位のアトレティコ・マドリーとの勝ち点差を「4」に広げ、ラ・リーガでは早くも独走の気配を示している。

チームの現在のフォームに自身を示しながらも、タイトルレースに言及するのは時期尚早だとあくまで謙虚な姿勢を見せた。

「我々はバランスのとれたアプローチを取らなければならない。ここ数週間のリーグ戦は好調で、現時点では優位に立っているが、リーグ戦は終わったと考えるには長すぎる。我々は小さな優位性を持っており、次の数試合でそれを生かすことができればと思う」

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