「大きな成功だ」2位でCL決勝T進出のバルセロナ、フリック監督は満足感示しつつ目標の優勝について「簡単ではない」

写真：Getty Images

バルセロナのハンジ・フリックが、リーグフェーズを終えたチャンピオンズリーグ(CL)を振り返った。『UEFA.com』が伝えている。

ここまでCLグループフェーズ2位につけ、すでに決勝トーナメントストレートインを確定させていたバルセロナ。勝てば首位通過の可能性もある29日のグループフェーズ最終節で、アタランタと対戦した。

お互いプレースタイルがはっきりしているチーム同士の試合は、一進一退の攻防が続いたままハーフタイムへ。それでも後半早々にラミン・ヤマルのゴールで先制すると、一度は追いつかれるも72分にCKからロナルド・アラウホの得点で勝ち越し。しかし、79分に再び同点とされるとその後はスコア動かず、2-2のドローに終わった。

この結果、バルセロナのリーグフェーズ2位が決定。フリック監督は結果に納得感を示しつつ、新フォーマットとなった大会そのものへの感想も述べている。

「素晴らしい哲学を持った、非常に優れたチームとの対戦だった。我々は本当にうまくビルドアップする自信があり、実際にうまくいったと思う。後半は違う展開を望み、先制点はそこから生まれた。CL制覇への第一歩を踏み出せたと思うし、チームにとってもクラブにとっても大きな成功になっただろう」

「これから先、どうなるかを見ていきたい。抽選で何を得られるか、確認するだけだ。多くのビッグクラブがいるのだから、次のラウンドは本当に厳しいものになるだろう」

「今日はうまくやれた部分がたくさんある一方で、改善できる部分も確認できた。試合後は毎回、次はもっと良くなるよう努力しているが、それは今回であっても変わらない」

「CLのフォーマットはまったく新しいものになった。最も重要なことは、何が起こるかわからない点だろう。そしてトップ8に入ったのだから、本当に感謝していると言える。新しいフォーマットは気に入っているよ。ファンは今夜起こったすべてのことについて話しており、本当に素晴らしい」

「この大会での優勝は簡単ではなく、(首位通過の)リバプールは本当に良いパフォーマンスを見せる素晴らしいチームだ。彼らと対戦するのはいつになるか…戦うのが1 試合になるか2 試合になるかにもよるだろう。でも、すべてが可能であり、シーズン終了まで我々はすべてのため競い合う」