2度の移籍市場で補強は1人も絶好調リバプール、スロット監督は負傷者の少なさを強調「長期の離脱者は出ていない」

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リバプールのアルネ・スロット監督が、補強の必要性のなさについて語った。クラブ公式サイトが伝えている。

今シーズン、スロット監督の下で快進撃を続けるリバプール。プレミアリーグは1試合未消化ながら2位アーセナルに６ポイント差をつけて首位に立っているだけでなく、チャンピオンズリーグ(CL)もリーグフェーズでトップフィニッシュを飾り、決勝トーナメントストレートインを決めている。

まさに順風満帆なシーズンを送るチームだが、一方で移籍市場では非常に控えめな振る舞いが続く。昨夏はユベントスからFWフェデリコ・キエーザを獲得したのみで終わり、今冬の移籍市場ではまったく動きを見せなかった。

新指揮官の初年度であることを考えるとかなりの消極さだが、これについては他ならぬスロット監督自身が現在のスカッドに満足している模様。指揮官は現在の負傷者の少なさについても触れており、６日に行われるEFLカップ(カラバオカップ)準決勝2ndレグのトッテナム戦では、先週末に負傷交代となったDFトレント・アレクサンダー=アーノルド以外全選手が起用可能であることも強調している。

「何度も言ってきたが、我々は非常に優秀なチームを擁している。リーグの順位表を見れば、我々が抱いていた信頼が正しかったのだとわかるだろう。選手たちがそれを証明してくれたんだ」

「トレントは数日間欠場するかもしれないが、移籍市場が開いている間に長期の負傷者は出ず、現在も負傷者はほとんどいない。これまではアリソン(・ベッカー)や(ジオゴ・)ジョタ、その他数名に負傷の問題があったが、現時点ではトレント以外の全員が今日からトレーニングに復帰できると思う」

「(アレクサンダー=アーノルドについて)彼は足に少し痛みを感じ、ピッチを去ったのを見ただろう。それが明日の試合を欠場する理由だ。とはいえ、彼もすでに(トレーニング場の)ピッチにいる。チームではなくリハビリコーチと一緒だが、どれくらい時間がかかるかはこれから分かるだろう。とりあえず、明日は出場できないがね」