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EAGLYS、第三者割当増資で総額8億円の資金調達を実施

週刊BCN+ / 2021年2月16日 15時45分

EAGLYS、第三者割当増資で総額8億円の資金調達を実施

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 EAGLYS(イーグリス)は2月15日、Emellience Partners、椿本チエイン、テックアクセル1号投資事業有限責任組合(テックアクセルベンチャーズ)、セグエグループを引受先として第三者割当増資によって総額約8億円の資金調達を実施したと発表した。

 EAGLYSでは、さまざまなデータを安全に活用できる社会の実現に向け、「AIアルゴリズム設計・解析技術」と「秘密計算を中心としたセキュアコンピューティング技術」をコアに事業を手掛けている。今回の資金調達によって、「サービスの社会実装の加速に向けた株主体制構築による販売促進・事業成長」「DataArmorシリーズの追加機能開発、データ利活用領域での販売力強化」「クラウド上でのデータ連携・分析サービス、リモートAI解析サービスの垂直立ち上げ」を強化する。

 企業におけるデータ利活用でのセキュリティ・プライバシーを強化するソリューション「DataArmorシリーズ」では、常時秘匿化したまま共有・検索・分析などデータベース操作ができるプロキシ型ソフトウェア「DataArmor GateDB」、AIアルゴリズムを秘匿化できる「DataArmor GateAI」、クラウド上のバーチャルセキュアルーム「DataArmor Room」を開発・提供していく。

 また、同社は精度・頑丈性が高い独自のAIアルゴリズム設計・解析技術やデータ生成技術を強みに、企業のDX構想策定からAI設計・開発までの支援を行っている。今後も強みである画像解析、異常検知/故障予測、品質管理などのAI解析技術を中心にDX関連の製品・サービスを提供していく。

 クラウド上での機密データ・パーソナルデータの保護、リモート環境でのAI解析・データ分析に向けた環境構築・サービスを提供するリモートAI解析ソリューションでは、同社が強みをもつ解析環境の仮想化技術と秘密計算技術を組み合わせ、クラウド上にセキュアなバーチャル空間を構築することでリモート環境下でのセキュアなAI解析・データ分析の実現に取り組んでいく。

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