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NSW、環境センシングによる熱中症・感染症予防サービス「Around Now!」を提供

週刊BCN+ / 2021年2月17日 16時6分

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 日本システムウエア(NSW)は、各種センサーを設置することで環境状況を可視化する熱中症・感染症予防サービス「Around Now!(アラウンドナウ)」の提供を2月16日に開始した。

 Around Now!は、暑さ指数(WBGT)やCO2、温度、湿度、照度など環境データを計測する各種センサーと、計測データを可視化するクラウドサービスをセットにしたパッケージソリューション。オフィスや学校、商業施設などの屋内環境、イベント会場や運動場、建設現場などの屋外環境に向け、環境センサーを設置することで計測場所の環境情報を可視化する。

 夏季は、熱中症対策として暑さ指数による熱中症の危険度を可視化。冬季は、インフルエンザ対策として温度・湿度による感染リスクの可視化を行うことで、1年を通した環境データの最適化を実現する。また、オプションセンサーによってCO2濃度や騒音レベルを計測することで、密集を検知し換気タイミングを促すといった、新型コロナウイルスの感染予防対策にも活用できる。

 計測した環境データは、PCやスマートフォンなどのブラウザーを経由してリアルタイムに確認することができ、閾値の設定でシステム側から環境アラート通知を行うことも可能となる。

 価格は、熱中症対策とインフルエンザ対策の標準パッケージで初期費用12万円、月額3000円からとなる。

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