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MJS、中堅・中小企業向けのクラウド型ERPシステム「MJSLINK DX」発売へ

週刊BCN+ / 2021年2月17日 16時23分

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 ミロク情報サービス(MJS)は、中堅・中小企業向けのクラウド型ERPシステム「MJSLINK DX」の販売を3月に開始する。

 MJSLINK DXは、中堅・中小企業向けに開発したクラウド型ERPシステムで、「AIにより業務の高度化、改革を支援」をコンセプトに、業務モジュール(財務・税務・給与・人事・販売・固定資産管理・リース管理)を提供する。AI機能を拡充し、外部システムとの連携や自動仕訳を強化するなど、業務のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進をサポートする。

 中でも、財務会計システム「MJSLINK DX 財務大将」では、各種金融機関やECサイト、POSレジ、電子請求書(発行・受け取り)システムなどから、API連携によって取引情報データを自動で取り込むことが可能。取り込んだデータは新機能「AI仕訳」によって、自動で仕訳が作成され、経理担当者の入力業務の負担を軽減する。自動作成された仕訳は、仕訳の処理ミスや処理漏れなどがないか自動でチェックするシステム「MJS AI監査支援」と連携し、正確性の向上、業務効率化を支援する。

 このほか、「給与大将」「人事大将」「販売大将」「固定資産管理」「リース管理」などをそろえ、スマートフォンやタブレット端末などのデバイスに対応した業務管理クラウドサービス「Edge Tracker」とも連携する。

 また、MJSLINK DXは、システムの利用環境に応じ、クラウド型に加え、オンプレミス型も選択可能。クラウド環境の場合、場所を問わず利用が可能となり、在宅勤務をはじめ、さまざまなワークスタイルに対応する。

 サーバーやネットワーク構築などの時間を削減し、短期間で導入・利用開始できるほか、アプリケーションのバージョンアップ自動化、サーバーメンテナンス不要により、運用管理コストの削減、作業負担軽減にもつながる。また、堅牢なクラウド環境で利用することで事業継続計画(BCP)にも有効となっている。

 税別価格は、財務基本システム(スタンドアロン構成)の場合、月額使用料が1万3700円から、年間使用料が16万1100円からとなる。

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