NTTテクノクロス、在宅コンタクトセンター向けクラウドCRMパッケージを強化
週刊BCN+ / 2021年2月18日 15時4分
記事の画像
NTTテクノクロスは、コンタクトセンター向けCRMパッケージ「CTBASE/AgentProSMART」を在宅でもセキュアに使えるクラウドCRMとしてバージョンアップし、4月1日から提供する。
CTBASE/AgentProSMARTは12年に提供を開始し、サービス業をはじめ、セキュリティを重視する企業のコンタクトセンターに多く導入されている。中でも、管理者が遠隔にいることで情報窃取の恐れやエスカレーション・応対支援の難しさが在宅コンタクトセンター導入の課題だった。今回、コンタクトセンター業界のNTTグループ統一ブランド「ONE CONTACT」の下、これらの課題をクラウドCRMとしてバージョンアップしたCTBASE/AgentProSMARTで解消した。
具体的には、在宅コンタクトセンター向けにセキュリティを強化。顧客情報をCTBASE/AgentProSMARTで登録・参照する際に、名前や連絡先など個人情報に関する項目などをマスキングし、各項目にマウスのカーソルを合わせたときのみ内容を表示する。これにより、在宅コンタクトセンターで、表示画面を写真撮影することによる全情報の窃取が難しくなる。
さらに、どのオペレーターがいつどのような情報にアクセスしたかを追跡可能にする監査ログ機能や、どのような値へ更新を行ったのかを蓄積する更新履歴機能を追加した。
CTBASE/AgentProSMARTでは、NTT研究所で開発された最先端のAI音声認識エンジンを活用することで顧客との通話内容をリアルタイムに高精度で認識する。今回のバージョンアップで、遠隔でも音声通話の会話形式によるテキスト化や、顧客情報の入力自動化が可能となった。
オペレーターは、遠隔にいる管理者に、顧客情報とともに通話内容を容易にエスカレーションできるため支援を受けやすくなる。また、通話内容を聞き返す手間がなくなり、報告業務や通話内容の振り返りの稼働削減につながる。
さらに、在宅コンタクトセンターでも多く利用されているクラウド型PBX「CT-e1/SaaS」と「Genesys Cloud」と連携可能になった。CTBASE/AgentProSMARTは、この2製品を加えた計7つのPBXと連携可能なため、各企業の在宅コンタクトセンターに合わせ、柔軟に対応することができる。
税別価格は、クラウド版基本ライセンスが月額1万8000円からとなる。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
Brekeke Recording File ServerにAIによるテキスト化済通話録音要約機能を搭載
@Press / 2024年11月13日 15時0分
-
コンタクトセンターCRMソフト「inspirX」にBIZTEL+音声認識+ChatGPTを連携、通話要約の表示が可能に
PR TIMES / 2024年11月12日 16時45分
-
「BIZTEL」のChatGPT連携モデルで作成した通話の要約結果がコンタクトセンターCRM「inspirX」で表示可能に
PR TIMES / 2024年11月12日 15時30分
-
新たなコンタクトセンターシステム導入によるお客さま利便性の向上
PR TIMES / 2024年11月9日 13時40分
-
バーチャレクス、「次世代コンタクトセンターIT統合基盤」の提供を目指し、第一弾としてコンタクトセンターCRMソフト「inspirX 5」最新バージョン5.8提供開始
PR TIMES / 2024年11月5日 18時15分
ランキング
-
1「無人餃子」閉店ラッシュの中、なぜスーパーの冷凍餃子は“復権”できたのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年11月20日 6時15分
-
2ブランド物を欲しがる人と推し活する人の共通点 囚われの身になってしまう、偶像崇拝者たち
東洋経済オンライン / 2024年11月21日 14時30分
-
3食用コオロギ会社、破産へ 徳島、消費者の忌避感強く
共同通信 / 2024年11月22日 1時18分
-
4「サトウの切り餅」値上げ 来年3月に約11~12%
共同通信 / 2024年11月21日 19時47分
-
5さすがに価格が安すぎた? 『ニトリ』外食事業をわずか3年8カ月で撤退の原因を担当者に直撃「さまざまな取り組みを実施しましたが…」
集英社オンライン / 2024年11月21日 16時49分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください