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NSW、拡張現実作成サービス「Union AR」がファンケルの情報誌に採用

週刊BCN+ / 2021年3月5日 15時35分

NSW、拡張現実作成サービス「Union AR」がファンケルの情報誌に採用

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 日本システムウエア(NSW)は、拡張現実(AR)作成サービス「Union AR」が、ファンケルの情報誌「エスポワール」に採用されたと3月4日に発表した。

 Union ARは、ウェブブラウザーを利用してARコンテンツを作成できるプラットフォーム。ARに関する知識がない企業でも、画面に表示された手順にしたがって画像や動画、テキストを配置したり、あらかじめ用意されたテンプレートを利用することで手軽にARコンテンツの作成が可能。また、ユーザーはアプリのダウンロードが不要で、スマートフォン搭載の標準のウェブブラウザーとカメラだけで手軽にARが体験できる。

 従来の紙媒体では、掲載できる情報量に制限があるが、ARの活用で映像や音などの情報をユーザーに伝えることができ、商品やサービスの理解度が高まることが期待される。また、ARへのアクセスデータを収集することにより紙メディアの効果測定も可能となる。紙とデジタルの融合によって、媒体価値の向上を実現する。

 ファンケルは、無添加化粧品や健康食品を直営店舗やECサイトで販売するほか、情報誌での通信販売も行っている。情報誌のエスポワールでは、限られた紙面での情報に加えウェブARを活用した動画による分かりやすく魅力的な商品説明を行うことで、さらなる顧客の理解度や満足度の向上を目指しており、今回のUnion AR採用に至った。

 具体的には、エスポワールに掲載されている商品画像をARマーカーにし、ユーザーが商品にスマートフォンのカメラをかざすと商品の概要、使用方法、使用感などを説明する動画が再生される。ユーザーは、自宅にいながら手軽にAR体験を楽しむことができ、そのままECサイトへ進んで購入することも可能。また、ARコンテンツはアクセス数や滞在時間が確認できるため、ユーザー動向に合わせた販売促進などにデータを活用できる。

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