JCBとパナソニック、「顔認証決済」の本格展開に向けた検討を開始
週刊BCN+ / 2021年3月26日 15時27分
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ジェーシービー(JCB)は、パナソニック システムソリューションズ ジャパン(パナソニック)の「顔認証クラウドサービス パートナープログラム」に参画し、両社で「顔認証決済」サービスの本格展開に向けた検討を開始する。なお、読売新聞東京本社・読売巨人軍・東京ドームが推進する「ジャイアンツ×東京ドームDXプロジェクト」内のパナソニックの顔認証決済の技術実証では、JCBが決済に関する知見を提供しつつ、ノウハウを確立していく。
パナソニックの顔認証クラウドサービス パートナープログラムは、参加パートナーの商品やサービスにパナソニックの顔認証技術を組み込むことによって、顧客への新たな価値提供を共創するプログラム。パートナープログラムを通じ、JCBの決済に関する知見と、パナソニックの世界最高水準の顔認証技術を活用した決済サービスの展開を検討していく。
具体的には、JCB加盟店に設置する顔認証端末で、事前に登録した顔画像と、決済する人の顔画像を照合する。手ぶら決済による利便性の向上や、会計時間の短縮による待ち時間の削減、レジの回転率向上などを目的として、ストレスフリーな決済を実現する。
顔認証決済は、専用決済端末だけでなく、スマートフォンやタブレット端末、PCなどの汎用的な端末でもシステム連携が可能で、店舗側ですでに使っている端末でも導入することができる。また、セキュリティ向上のため、PIN(暗証番号)入力との組み合わせによる2要素認証設定も可能となっている。
これまで少子高齢化に伴う人手不足で注目されてきた顔認証技術は、ニューノーマル時代では非接触へのニーズの急増とともに、自社サービスと組み合わせて使いたい、またはすぐに導入したいといった顧客の声が増えており、素早く展開できる形態の顔認証技術への需要が高まってきている。決済市場でも、待ち時間の解消やユーザー利便性の向上を目指し、業務効率化を支援するソリューションを展開していく予定。
今後、両社は簡単・スピーディーに展開できる顔認証技術を活用したサービスの実現を目指し、安全・安心で利便性の高い、顔認証決済のスキームを構築・拡大していく。
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