京都女子大学とネットワンシステムズ、ICT分野で産学連携授業を開始
週刊BCN+ / 2021年4月6日 14時8分
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京都女子大学とネットワンシステムズは、ICT分野での実学教育の拡充を目的として、「現代社会とICT」をテーマとした産学連携授業を、4月から現代社会学部の授業科目「情報学アプローチ」で開始する。 今回の産学連携授業では、ネットワークシステムを中核とした事業を手掛けるネットワンシステムズの女性社員(京都女子大学の卒業生を含む)が講師として登壇し、現代社会におけるICT活用拡大の状況と、それに伴うサイバーセキュリティの重要性の増加などを踏まえた内容について講義する。
授業の内容は、京都女子大学とネットワンシステムズの教育サービス機関である「ネットワークアカデミー」が共同で開発。現代社会学部の1回生が受講する「情報学アプローチ」(約150人の受講を想定)の全15回の授業の中で、ネットワンシステムズの女性社員が講師として2回分を担当する。
まず、ICTの基礎知識(データと情報の違い、情報と知識の違い、データの表し方や処理方法)を学んだ後に、第3回の授業で、現代社会でのICTの活用拡大の状況を解説する。具体的には、実例を挙げながら分かりやすく、業界の業種・職種の分類や、構成技術要素の整理をした上で、近年のデジタル化・ネットワーク化の加速によるICTと社会の新しい関係性を解説する。
次に、技術的な基礎知識(コンピューター/ネットワークやOS/アプリケーションの動作原理)やセキュリティの原理(暗号やデジタル署名)を学んだ後に、第10回の授業で、現代社会のサイバーセキュリティの状況について解説する。具体的には、デジタル化・ネットワーク化が利便性向上に寄与していると同時に、サイバー攻撃の脅威が拡大していることを解説し、事例を交えながら、現代社会での脅威や対策を紹介する。また、学生もICTを活用する側であることから、自身のセキュリティ意識の向上にもつなげていく。
この授業によって京都女子大学は、情報学教育での従来の学術的なアプローチに加えて、実学的なアプローチを新たに取り入れることによって、学生に向けた実社会の理解促進を図る。また、京都女子大学では学生が1回生の時点から多様なキャリア形成を支援しており、ネットワンシステムズの女性社員による同授業が、学生のキャリアイメージ形成の支援となることにも期待している。
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