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ダークトレース・ジャパン トラフィックを学習し脅威を検知

週刊BCN+ / 2021年5月27日 16時0分

ダークトレース・ジャパン トラフィックを学習し脅威を検知

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 AIを活用したセキュリティ製品を提供するダークトレース・ジャパンは5月20日、記者会見を開催し、カントリーマネージャーの鈴木真氏が事業戦略を説明した。パートナーの拡大、人員体制の強化を行い、売上高を2倍に伸ばす目標を発表した。

 同社は社内ネットワークの通信傾向をAIが学習し、外部からの攻撃や内部の不正行為の兆候といった通常時と異なる通信を検知・遮断する「Enterprise Immune System」を中心に展開している。

 今後は、新たなパートナー戦略の実行と人員体制の強化を図り売上拡大を目指す。パートナー戦略では、新たに大手ディストリビューターとの契約を予定している。また、ネットワークに強いパートナーの開拓や、SOC事業者との協業を図り、Enterprise Immune SystemにSOCサービスをバンドルして提供する施策も予定しているという。

 人員体制では、パートナー専任営業、ハイタッチ営業のスタッフを拡充する。加えて、カスタマーサービスマネージャー職を新たに設け、既に2人の人員を確保したことを明らかにした。

 会見では、Enterprise ImmuneSystemに、AIが自動検知した脅威の調査分析からレポーティング作成までを行う新機能「Cyber AI Analyst」を実装したことも発表された。従来、アナリストが行っていた調査から報告までの時間を大幅に短縮できるという。(岩田晃久)

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