エフセキュア エンドポイントセキュリティをシングルエージェントに統合 7月からサブスク型の新サービスを提供
週刊BCN+ / 2021年6月3日 9時0分
記事の画像
エフセキュアは5月21日、記者会見を開き、クラウドベースのセキュリティプラットフォーム「F-Secure Elements」を7月1日から販売すると発表した。料金プランに従量課金モデルを新たに設け、利用しやすさを訴求し、導入拡大を目指す。
冒頭、同社の事業について説明が行われた。それによると、グローバルでの20年度売上高は約286億円。地域別売上高の「その他」の割合が12%となっており、同社のキース・マーティン・アジアパシフィック地域バイスプレジデントは「12%の大半が日本の売上高。国内でのBtoBが好調に推移している」と手応えを語った。
今回、発表されたF-Secure Elementsは、EPP、EDR、脆弱性管理、「Microsoft Office 365」保護をシングルエージェントに統合し、提供する。同社のサイバーセキュリティ技術本部の神田貴雅・プロダクトマーケティングマネージャーは「シングルエージェントで提供することで、ユーザーは必要な場面で必要な機能をワンクリックで追加できる」と説明した。
また、単一コンソール「F-Secure Elements Security Center」により、セキュリティ対策状況の可視化、脆弱性の特定・パッチ管理作業、製品間でのセキュリティイベントの依存関係の把握などを一つの画面で管理できる。
価格は、従来の年間ライセンスと月額課金に加え、新たに「Usage-Based Security」を設けた。ユーザーが利用した分だけが対象となる従量課金型モデルとなっており、「ビジネス規模の成長など、企業環境の変化に柔軟に対応できる」(神田マネージャー)と話す。
販売パートナー、マネージドサービスパートナー向けには、技術トレーニングやワークショップなどを提供する。特にマネージドサービスへの需要が高まっていることから、SOC向けのサポートを強化していく予定だ。(岩田晃久)
この記事に関連するニュース
-
SonicWall、「Cloud Secure Edge」の日本リージョンでPOPを開設
週刊BCN+ / 2024年11月15日 16時56分
-
HENNGE Oneの連携ソリューションに、ゼロトラストネットワークを実現する「SonicWall Cloud Secure Edge」を追加
PR TIMES / 2024年11月15日 15時40分
-
Absolute Security、Syxsenseを買収 エンドポイントと脆弱性の自動管理機能を搭載した次世代のサイバーレジリエンスプラットフォームへ
PR TIMES / 2024年11月12日 12時45分
-
セキュアなAIと耐量子技術を推進するIBM Guardium Data Security Centerを発表
PR TIMES / 2024年10月31日 16時40分
-
TIS、API連携プラットフォームに企業のAPI活用・公開を支援するセキュリティ対策強化メニューを追加
PR TIMES / 2024年10月28日 14時45分
ランキング
-
1昨年上回る規模の経済対策、石破色は一体どこに?【播摩卓士の経済コラム】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年11月23日 14時0分
-
2農協へコネ入社の元プー太郎が高知山奥「道の駅」で年商5億…地元へのふるさと納税額を600万→8億にできた訳
プレジデントオンライン / 2024年11月23日 10時15分
-
3スシロー「パペットスンスン」コラボに言及「追加販売を検討」 発売当日に一部完売したグッズも
ORICON NEWS / 2024年11月22日 17時45分
-
4【独自】所得減税、富裕層の適用制限案 「103万円の壁」引き上げで
共同通信 / 2024年11月23日 18時57分
-
5《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン / 2024年11月23日 16時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください