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フォースメディア、4K HDMIとM.2 NVMe SSD搭載の多機能10GbE QNAP NAS

週刊BCN+ / 2021年6月7日 12時43分

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 QNAPの正規代理店であるフォースメディアは、QNAP NASの新機種として、4K HDMIとM.2 NVMe SSD搭載の多機能10GbE NAS「TVS-x72Xシリーズ」の販売を開始した。

 TVS-x72Xシリーズは、Intel Core i3プロセッサー搭載で、一つの10GBASE-T RJ45(10G/5G/2.5G/1G/100M)と二つのギガビットのポートを備え、キャッシュアクセラレーション用のM.2 NVMe SSDも内蔵。仮想マシンのパフォーマンス向上、効率的なバックアップ、アプリケーション性能の向上を実現する。また、4K HDMI 2.0出力やリアルタイムトランスコーディングに対応しているため、マルチメディアや仮想マシンを直接ディスプレイに表示させることもできる。

 主な特徴として、デュアルチャネルDDR4メモリ(64GBまでアップグレード可能)を備えたIntel Core i3-8100Tクアッドコア3.1GHzプロセッサーを搭載。2つのギガビットポートと一つの10GBASE-T RJ45(10G/5G/2.5G/1G/100M)ポートを提供し、仮想マシンのパフォーマンス、集中的なファイルアクセス、高速バックアップ/リストア、メディアファイル転送力を向上する。

 デフォルトでQTSオペレーティングシステムを搭載している一方で、QuTS hero ZFSオペレーションシステムに変更することも可能。このため、多様なアプリケーション要件の利用用途に応じて、ユーザーはOSを柔軟に選択することができる。

 四つのUSB 3.2 Gen.2(10Gbps)ポートによって、高速にUSBドライブや拡張エンクロージャーに接続を実現。二つのM.2 PCIe Gen.3×2 NVMe SSDスロットにより、キャッシュアクセラレーションに対応する。PCIeの拡張性は、QM2カード、2.5/5/10/25GbEネットワークカードとQXPストレージ拡張カードをインストールすることで、NASの使用の可能性を広げる。

 最大4K(3840×2160p)@60HzをサポートするHDMI 2.0出力を提供し、モニターまたはテレビにマルチメディアと仮想マシンを直接表示できる。

 複数の仮想マシンとコンテナをホストし、幅広いアプリケーションやサービスを実行できる。また、クラウドデータと仮想マシンのバックアップ/リストアに対応する、ビジネスクラスのバックアップセンターを提供する。

 なお、フォースメディアでは、NASとHDD/SSDの互換性を保証し、購入後すぐに利用できる「ドライブ搭載モデル」を用意している。また、導入後の安定した運用を支援するフォースメディア独自の保守サービスを「先出しセンドバック保守」「オンサイト保守」から選択できる。

 価格は、単体モデルがオープン、HDD搭載モデルのTVS-872Xが45万3000円(1TB×8)から、TVS-672Xが37万8000円(1TB×6)からとなる。

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