OBC、JTB-CWTの出張・経費精算管理システムと勘定奉行クラウドを連携
週刊BCN+ / 2021年7月1日 14時45分
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オービックビジネスコンサルタント(OBC)は7月1日、「勘定奉行クラウド」が、JTBビジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)の出張・経費精算クラウド「J'sNAVI NEO」と連携したと発表した。奉行オープンAPIを利用したデータ連携となる。
従来型(オンプレミス型)システムの場合、経費精算の仕訳を基幹システムに起票するために仕訳データをCSVで作成して基幹システムへの取り込みを行うか、手作業で会計システムに取り込む作業が必要だったが、今回の連携によってJ'sNAVI NEOで作成した仕訳データを勘定奉行クラウドに自動で取り込み、仕訳伝票を起票することが可能となった。
現在、新型コロナウイルスの影響による、テレワークをはじめとした働き方の変化や政府が主体となって加速している「脱ハンコ化」や「ペーパーレス化」の影響により、出張・経費精算業務の見直しを図りたいという企業の声が多く寄せられている。中小・中堅企業の経理業務はデータの登録作業が業務の大半を占め、本来求められる財務分析や報告に時間を割けられないのが現状となっている。
こうした背景から、フロント業務である出張・経費精算管理のデジタル化をJ'sNAVI NEOで、仕訳処理や管理会計帳票作成などバックオフィス業務のデジタル化を勘定奉行クラウドで実現。両社のサービスをAPI連携することで、経理業務のDX化(デジタルトランスフォーメーション)を支援につなげる。
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