キヤノンITS、「EDI-Masterシリーズ」のラインアップを刷新
週刊BCN+ / 2021年7月6日 15時42分
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キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は、「EDI-Masterシリーズ」のラインアップを10月に刷新する。また、同シリーズにインターネットEDI対応のエンタープライズモデルを拡充した「EDI-Master B2B Enterprise」の販売を7月20日に開始する。
新しいラインアップでは、製品体系を規模と機能の観点で分類・整理し、取引量や用途に合う製品を直感的に選択することが可能となる。
具体的には、通信ソフトウェア「EDI-Master B2B Gateway」は、「EDI-Master B2B Standard」に名称を変更し、インターネットEDI対応プロトコルの一部価格を下げるなど、価格体系の見直しを行う。SSL/TLS中継サーバー「EDI-Master B2B TLS Accelerator」は、「EDI-Master B2B for TLS」に名称を変更する。旧製品名である「DEX」は「B2B」に変更し、名称を「EDI-Master B2B」シリーズに統合する。
また、ラインアップ刷新の発表に加えて、製造・流通・金融の大手企業のインターネット対応として、エンタープライズモデルのEDI-Master B2B Enterpriseをリリースする。
同製品では、製造・流通・金融業などで採用が広がる「全銀協標準通信プロトコル(TCP/IP手順・広域IP網)」に標準で対応している。最大128同時接続まで拡張可能で、取引先の多い大手企業のEDIシステム構築も可能。各種フォーマット・文字コード変換機能やジョブスケジュール機能を標準で提供し、EDIシステムと顧客の業務システムの統合運用が可能となる。税別価格は700万円からとなる。
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