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泉佐野市とNEC、持続可能な新しい観光地域づくりに関して連携協定

週刊BCN+ / 2021年7月12日 16時51分

泉佐野市とNEC、持続可能な新しい観光地域づくりに関して連携協定

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 大阪府泉佐野市とNECは、観光分野での行動データの利活用による地域観光の活性化を目的として、7月9日に持続可能な新しい観光地域づくりに関する連携協定を交わした。

 この第1弾として、シェアサイクルとその位置情報を基におすすめ観光情報をスマートフォンに配信する機能を組み合わせ、これらによって得られた属性・行動データから観光の課題解決を図る観光サービスの実証実験を実施する。

 “大阪モデル”のスマートシティ実現のため、大阪府、企業、府内市町村、大学などが設立した「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」では、「インバウンド・観光の再生」「スマートヘルスシティ」などの7分野で市町村が抱える地域・社会課題解決に向けた取り組みを進めている。

 NECは、その中で「インバウンド・観光の再生」のプロジェクトコーディネーターを担う。泉佐野市とNECは、観光サービス向上と地域経済活性化に向けて、ICTを活用した新しい観光サービスの提供とデータ活用による観光活性化施策の検証を行う。

 第1弾として、将来的なインバウンドへの活用も見据え、オーシャンブルースマートにおけるシェアサイクルのノウハウやNECソリューションイノベータのデータ分析技術を生かし、観光での「便利・快適・楽しさ」を提供するサービスを展開する。このサービスから得られた観光客の属性や行動データを活用する仕組みを構築し、観光リピート化・ファン拡大・施策改善に向けて取り組んでいく。

 具体的には、泉佐野市内の観光客を対象に、シェアサイクルとその位置情報や本人申告による年齢情報などを参考におすすめ観光情報をスマートフォンに配信する機能を組み合わせた観光サービスを提供する。

 オーシャンブルースマートのシェアサイクルPiPPAの駐輪ポートを泉佐野市内に4カ所設置する予定で、7月から順次サービスを提供する。PiPPA IDを取得してシェアサイクルを利用する観光客向けの観光情報配信については今年度、関係者を対象に実証実験を行い、来年度以降、まず利用規約に同意した国内の一般利用者に向けたサービス提供を開始する予定。

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