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ネットワールド、スーパーマイクロとディストリビューター契約

週刊BCN+ / 2021年7月16日 18時30分

ネットワールド、スーパーマイクロとディストリビューター契約

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 ネットワールドは7月16日、米Super Micro Computer(Supermicro)の日本法人であるスーパーマイクロとディストリビューター契約を締結したと発表した。

 Supermicroのサーバー製品は、サーバー、ストレージ、組み込み/IoT、AI/機械学習などのHPC向けGPUなどの製品ラインアップがあり、豊富なモデルを取りそろえているのが特徴の一つ。用途に最適な無駄のない性能・機能のモデルを選択できるため、高性能のインフラソリューションを低価格で構築することを可能にする。

 ネットワールドでは、顧客の要件に最適なモデル・構成を選定するサイジング支援を提供する。また、初期不良を低減させるために、調達したサーバーに電源を入れて1~2日間、実際に稼働させて問題なく動くことを確認する「出荷前エイジングサービス」を標準で提供するため、安心して導入することができる。

 ネットワールドでは今回、価格競争力が高く、さまざまな規模、分野、用途に対応するSupermicroのITインフラ製品群を取扱製品に加えることで、「先進的なIT機能を低コストで実現したい」「必要な性能・機能を無駄のない最適なコストで実現したい」という顧客のニーズに応えるソリューションを提案していく。

 その第一弾として、ネットワールドが特に注力しているバックアップ分野でのオリジナルのソリューションパッケージを、7月16日に提供を開始した。これは、SSDを搭載した大容量構成が可能なSupermicroストレージサーバーに、VMware、AWS、Azure、NAS、エンタープライズアプリケーションなど多様な重要ワークロードのバックアップ/リストア/レプリケーションを可能にする「Veeam Backup&Replication」を組み合わせたパッケージ。

 バックアップシステムの構築にあたって、増大するデータやシステムの複雑化に対応しつつ、コストをできるだけ抑えたいというニーズがあるが、Supermicroストレージサーバーを基盤にすることで、RAID5 40TB相当の大容量バックアップ環境を248万円で構築可能となる。

 ネットワールドは今後、Supermicroのインフラ製品に、最新のHCI(ハイパーコンバージド インフラストラクチャー)である「Microsoft Azure Stack HCI」や、クラウドネイティブなオブジェクトストレージ「Cloudian HyperStore」などを組み合わせたパッケージソリューションの発表を計画している。

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