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治験業務を効率化、富士通の製薬・医療機器メーカー向けSaaS「DDworks NX」

週刊BCN+ / 2021年7月26日 15時0分

治験業務を効率化、富士通の製薬・医療機器メーカー向けSaaS「DDworks NX」

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 富士通は、製薬・医療機器メーカーによる治験業務の効率化を支援する「FUJITSU ライフサイエンスソリューション tsClinical DDworks21(DDworks21)」を機能強化したSaaS型ソリューション「FUJITSU ライフサイエンスソリューション tsClinical DDworks NX(DDworks NX)」の提供を7月26日に開始した。

 DDworks NXは、医療機関、製薬、医療機器メーカーで行う治験業務の各段階で、これまで紙媒体でやり取りしていた治験文書をデジタル化。2019年1月に提供を開始した医療機関向けSaaS型ソリューション「DDworks21」「tsClinical Trial Site」と連携することで、医療機関、製薬、医療機器メーカー間での治験文書のデジタル連携を実現する。

 製薬、医療機器メーカー双方の治験業務を効率化するほか、人件費や書類の外部保管倉庫にかかるコストを削減。さらに、利用画面の日本語、英語切り替え機能の追加で、国際共同治験への対応や翻訳作業の負荷を軽減する。初期導入費用は300万円から。月額利用料は個別見積もりとなっている。富士通では、21年度(22年3月期)中に20社への導入を見込んでいる。

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