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マクニカ、商品登録業務でのカテゴリ自動付与AIサービスをアスクルに提供

週刊BCN+ / 2021年7月28日 16時10分

マクニカ、商品登録業務でのカテゴリ自動付与AIサービスをアスクルに提供

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 マクニカの100%出資子会社であるマクニカネットワークスが、フルカスタマイズAIサービス「CrowdANALYTIX(クラウドアナリティクス)」を商品への高精度なカテゴリ自動付与を目的にアスクルへ提供した。

 アスクルでは、サプライヤーから調達する商品を自社のECサイトに展開する際、商品ごとに「生活雑貨/キッチン用品」「衛生/医療/介護」などのカテゴリを付与した上で商品情報を掲載している。商品登録が完了して初めて販売が開始されるため、商品登録の迅速化がビジネス上重要となっており、カテゴリの付与もその一端を担っている。基本的なカテゴリ付与業務は外部のBPOに委託して行われており、年間数百万件もの商品を取り扱う同社のビジネスにおいて非常に重要なプロセスとなっている。

 特に、さまざまな業種の必需品を数多く手がけている事業所向け通販サービス「ASKUL」のカテゴリ付与業務では、今後の商品数の増加に耐えうる商品登録業務のスピードアップと専門性が求められるBPO業務の属人化による事業継続性リスクが課題となっていた。そこで今回、業務プロセスの迅速化と属人化業務の排除によるリスク軽減を目指し、CrowdANALYTIXによるカテゴリ自動付与サービスを導入した。

 現在、本番運用を開始しており、すでに導入効果として商品登録までのスピードの大幅な向上、BPOに依頼する件数の半減によるコスト削減、属人化リスクの軽減にもつながっている。自動的にカテゴリが付与されサイトに掲載される商品数は、全体の約70%のレベルに達している。

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