大塚商会、首都圏第三の物流拠点として「横浜物流センター」新設へ
週刊BCN+ / 2021年8月3日 18時0分
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大塚商会は、今年10月に神奈川県横浜市に物流センター「横浜物流センター」を開設する。
オフィスサプライ通販事業「たのめーる」の受注量拡大に対応するため、高島平物流センター(東京都板橋区)、東日本物流センター(東京都大田区)に続き、首都圏の第三の物流拠点として物流ネットワーク体制を強化する。横浜物流センターの開設によって、地域密着型サービス展開の拡充と、顧客への円滑な商品供給と品質の向上を目指す。
同センターでは、省スペース化と省人化を実現する最新鋭のロボットストレージシステム「オートストア」を最大規模に拡張して2基導入、既存の物流センターと比較して保管効率は3.5倍以上になるとともに、作業人員の省人化を実現する。オートストアの導入としては国内最大規模となる。
庫内には最新のマテハン(マテリアルハンドリング)設備を各種導入し、DPS(デジタルピッキングシステム)のステーション数を既存の東日本物流センターの1.75倍となる28ステーションに拡張、画像処理とデジタルチェックを組み合わせて、商品知識などスキルに頼らない作業環境を構築した。また、「高能力ケース荷揃えシステム(シャトルラック)」による配送引き渡し待ちの一時保管やコンベアラインの渋滞を抑制し、出荷スピードの向上を実現する。
さらに、出荷頻度に応じた在庫配置の最適化だけでなく、各設備の特色に応じて能力を十分に引き出す自動分析や解析機能など、AIやビッグデータを活用したシステムを構築した。
横浜ベイサイドに面した立地で、横浜市中心部に程近く首都高速湾岸線ICまで2.5km、都内・都下へのアクセスはもちろん、神奈川県全域を網羅することができる。建物は最新の免震構造(球面すべり支承)、非常用自家発電装置とネットワーク/システムの二重化など、BCPの機能も備えている。また、屋根に設置した全面太陽光発電設備により約25%の電力省エネ効果を見込む。なお、環境配慮の建屋としてCASBEE-Aランク(横浜市)を取得している。
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