NTT東日本とIPA、「シン・テレワークシステム」のHTML5版を提供
週刊BCN+ / 2021年8月6日 16時10分
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NTT東日本と情報処理推進機構(IPA)は、新型コロナウイルス感染拡大防止と事業継続を支援するために4月21日から提供している無償のシンクライアント型VPNを活用した「シン・テレワークシステム」に、ブラウザーからの接続を可能とする「HTML5版」を新たに提供する。
シン・テレワークシステムは、新型コロナウイルスの感染リスクのある時期に出勤することなく、できるだけ普段通りに活動継続できるようにすることを目的として、研究開発中の技術の実証実験を兼ねて緊急的に無償で提供。NTT東日本 特殊局、IPA産業サイバーセキュリティセンター サイバー技術研究室は、筑波大学OPENプロジェクト、KADOKAWA Connected、ソフトイーサなどの通信やソフトウェアのスペシャリストと連携し、同システムを短期間で構築・提供することに成功した。
今年7月末時点で約17万人に利用されており、さまざまな要望や知見を得て実験開始以降、多くの機能の追加開発を継続している。従来は、Windows OSのみの対応だったが、「自宅のMacやChromebookなどから利用したい」という要望が寄せられていた。
こうした背景のもと、関係者で議論して新たなソフトウェア開発を行った結果、自宅側端末のOSを問わず、ブラウザーからの接続を可能とするHTML5版を実現した。HTML5版を使用することで、自宅側端末には一切アプリケーションをインストールすることなく、いつでもどの端末からでも職場PCの画面にアクセスすることができる。
なお、利用者からの希望が多いことを受け、10月31日までとしていた実証実験期間を22年3月31日まで延長し、終了する場合は終了の6カ月前までに通知するという。
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