日商エレ、Microsoft Azure利用の「データ活用支援サービス」を提供
週刊BCN+ / 2021年8月16日 16時30分
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日商エレクトロニクス(日商エレ)は、企業内のデータやSaaSサービスのデータをMicrosoft Azureに統合し、データ分析・可視化を支援する「データ活用支援サービス」の提供を開始した。
データ活用支援サービスは、日商エレのデータサイエンティスト、AzureのクラウドやAIのエンジニアが顧客のデータ活用を支援する。社内外に分散するデータを収集し、クラウドに蓄積する段階から、データサイエンティストによる分析・可視化する段階まで、顧客の状況に合わせて対応する。同サービスによって、データにもとづいて状態を把握し判断することが可能となる。
具体的には、データの取得、蓄積、加工、分析、可視化に段階分けし、要件に合わせて3種類のサービスを提供する。
「データ取り込みサービス」(取得、蓄積)では、オンプレミス環境やSaaSアプリケーションなどに分散する構造・非構造データをバックアップ・保護し、必要に応じて自動拡張できるよう設計。「Azure Data Lake」にデータを統合・蓄積する。また、複雑な環境にも対応できるように日商エレが取り扱うコネクターで「Azure Data Factory」を補完し、250種以上のデータ接続に対応することができる。データエンジニアは、BIツールやAIを使うことができる。
「データ活用基盤構築サービス」(取得、蓄積、加工、可視化)は、データの取得・蓄積に加え、蓄積したデータの結合や異常値・空白などノイズデータの処理をすることで、データ分析の基盤を構築する。Microsoft Power BIを用いてあらかじめ定めた指標を可視化する。
「データ分析サービス」(取得、蓄積、加工、分析、可視化)では、Azureへのデータ取得・蓄積・加工から、データサイエンティストによるデータ分析・可視化まで全てのプロセスで支援する。不正検知のルール設定、売り上げにつながるマーケティング施策の分析など、データサイエンティストが要件に合わせて分析する。
価格は、データ取り込みサービスが初期構築費用110万円から、月額保守費用22万円から。データ活用基盤構築サービスが初期構築費用330万円から、月額保守費用22万円から。データ分析サービスが初期構築費用330万円から、月額保守費用が22万円からとなる。
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