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アイティフォー、朝日ネットがDPIソリューションシステムを本番稼働

週刊BCN+ / 2021年8月17日 15時49分

アイティフォー、朝日ネットがDPIソリューションシステムを本番稼働

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 アイティフォーは、インターネットサービスプロバイダーの朝日ネットからAllot(本社・イスラエル)の提供するDPIソリューションシステムを受注し、5月に東日本で、7月に西日本で本番稼働した。

 朝日ネットでは、NTT東日本・NTT西日本の提供するフレッツ光ネクストを利用した「IPoE方式」によるIPv6インターネット接続サービス「v6コネクト」をVNO事業者に展開している。その中で、今後の通信量増加とv6コネクトのサービス充実を見据え、既存システムを刷新。拡張性の高いAllotのDPIソリューションシステムの採用を決定した。

 今回、朝日ネットが採用したDPIソリューションシステムは、通信ネットワークを最適化するサービスゲートウェイ「SG-Tera II」のほか、ポリシー情報や設定情報などを管理する「NetXplorer」、加入者を管理する「SMPサーバー」、統計情報を保存する「ClearSee」といった各種管理サーバーで構成。ビジネス拡大のボトルネックを解消した。

 また、VNO事業者向けのトラフィックモニタリング機能と帯域コントロール機能を提供することで、ネットワークQoE(Quality of Experience:ユーザー体感品質)の向上を図っている。

 朝日ネットでは、21年3月期時点でv6コネクトサービスの提携事業者が11社に拡大するなど、取扱通信量が急速に増加している。そのため、ビジネスを拡大するための設備増強のほか、DDoS対策やホームゲートウェイといったセキュリティ対策強化にも取り組み強化に向けて検討を進めていく。

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