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バーチャル空間でのDXを支援、ビジネスVRコミュニケーションサービス「ROOM」

週刊BCN+ / 2021年8月19日 15時55分

バーチャル空間でのDXを支援、ビジネスVRコミュニケーションサービス「ROOM」

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 ナレッジワークスは、リアルに近いコミュニケーションでバーチャル空間のDXを支援するビジネスVRコミュニケーションサービス「ROOM(ルーム)」をリリースした。

 ROOMは、3D VRで構築された高精細でバーチャルな交流空間をベースに対話型3Dアバター(バーチャルヒューマン)、テキスト/音声チャット、ビデオ会議、エリアメッセージなどを使用して同期している他ユーザーと人の気配あふれるコミュニケーションができる。

 自社の製品を訴求・営業する場としてVR展示モール+商談ルームとして使ったり、円滑なコミュニケーションやプロジェクト管理のために仮想オフィスとして使ったりと、リアルでしかできないと思われていた多くの業務、特に人と人とのコミュニケーションを前提とした業務を一気にデジタル化させることができる。

 また、ROOMサービスの特徴の一つとして対話型の3Dアバター「バーチャルヒューマン」によるガイド機能が挙げられる。展示モールでのナビゲーション、展示ブースでの製品説明、ゲストサポートのアシスタントとして、人と人(運営側キャストとゲストユーザー)のコミュニケーションに至る橋渡しをバーチャルヒューマンが行ってくれる。単なる説明だけでなく、質疑応答を交えたシナリオ分岐による細やかな対応で、人的コストの削減にもつながる。

 利用例として、展示モール(VR空間での展示/出店会場)を利用して来場者に対して自社の製品を擬似体験させて製品の情報を動画やスライド、またはバーチャルヒューマンによって24時間いつでも訴求することができる。

 来場者は、PCブラウザーからURLにアクセスするだけで、展示モール内を自由に歩き回り、展示品や掲示物/動画の閲覧が可能。深い説明が必要であれば、ブースにいる説明員に声がけをし、テキストや音声によるチャットで説明を求めることができる。さらに具体的な話に進めば、クローズドな商談空間内で、個別に打ち合わせることができる。

 また、コミュニティースペースを社員交流の場として利用し、いつでも社員同士のコミュニケーションを可能にする一方、特定の社員グループのみが入れるルームを設定して社内プロジェクトを進めることができる。個々のプロジェクトルーム内では、タスク管理やファイル共有が行えるため、グループの共有情報を一元化でき、生産性の向上が期待できる。さらに、バーチャルヒューマンがナビゲートする総務サービスルームなどを設置することで、社員向けサービスの拡充も期待できる。

 このほか、従来、専用のコール回線や専用ウェブで対応していた会員サポートをROOMに移行することで24時間いつでも会員の対応を細やかに行うことができる。バーチャルヒューマンを使った一次対応で問題の洗い出しを行い、担当者とのWeb会議での対応にスムーズにエスカレーションするなど、ゲストにストレスを感じさせない応対を実現する。

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