CAC、みちびきとブロックチェーンを利用した配達員保険システムの実証実験
週刊BCN+ / 2021年9月6日 10時0分
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シーエーシー(CAC)は、内閣府と準天頂衛星システムサービスが主催する「2021年度 みちびきを利用した実証事業公募」にブロックチェーン技術を活用した配達員保険システムの提案が採択され、実証実験に着手する。
みちびきは、準天頂軌道の衛星が主体となって構成されている日本の衛星測位システムで、日本版GPSとも呼ばれる。サブメータ級測位補強サービスやセンチメータ級測位補強サービスなど、高精度で安定した衛星測位サービスが特徴となっている。
今回採択された提案は、フードデリバリーサービスの配達員の運転情報と保険料を連動させる保険システム。みちびきによって配達員の運転情報の収集を行い、ブロックチェーン(分散台帳)上で共有する運転実績に基づき、ブロックチェーンによるスマートコントラクト(あらかじめ設定された条件に沿って自動的に契約執行する)によって保険料を自動変動させるというものだ。
保険の仕組みは、CACが17年からブロックチェーンを活用して研究開発に取り組んでいる、個人の契約者が保険料を拠出し合ってリスクをシェアするP2P(peer to peer)保険の仕組みを取り入れることも想定している。
採択を受けてCACでは、みちびきデータ収集のアプリとブロックチェーンを用いた保険システムについて、9月に要件定義と開発をスタートさせ、22年3月まで実証実験を行いフードデリバリーサービス会社や損害保険会社とも連携しビジネス化を推進していく予定。
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