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NEC、米AWSとグローバル5Gやデジタル・ガバメントなどの領域で協業拡大

週刊BCN+ / 2021年9月9日 17時30分

NEC、米AWSとグローバル5Gやデジタル・ガバメントなどの領域で協業拡大

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 NECは、米Amazon Web Services(AWS)とグローバル5Gやデジタル・ガバメントなどの領域での協業を拡大し、顧客のデジタルトランスフォーメーション(DX)加速を支援する取り組みを開始する。 NECは昨年11月、米AWSと日本で初となるコーポレートレベルの戦略的な協業契約を結び、オファリングメニューの共同開発やデリバリー体制の強化を進めてきた。今回、この協業を拡大し、グローバル5Gやデジタル・ガバメントなどの領域について連携し取り組みを強化する。

 グローバル5G領域の連携では、NECのクラウドネイティブな5Gソリューション(5Gモバイルコア、OSS/BSS、ローカル5Gなど)とAWSのクラウドやエッジソリューションなどを組み合わせ、エンドツーエンドのさまざまなオファリングメニューを開発し、グローバルでの提供を目指す。これにより、通信事業者のクラウド導入や企業の顧客のDX加速を支援する。また、5Gネットワークの効率的な展開や拡張、運用の自動化と経済性の大幅な向上なども実現する。

 デジタル・ガバメント領域の強化では、昨年開始した戦略的協業関係やこれまでの政府と公共機関向けの実績を踏まえ、NECがAWSの政府機関コンピテンシーパートナーに認定された。今後、AWSとの協業関係をさらに強化し、デジタル・ガバメントの加速に向けたオファリングメニューの開発と提供に注力していく。

 ハイブリッドクラウドを実現するオファリングメニューの提供では、AWSとの連携でオンプレミスとクラウド環境をセキュアに高速・低遅延で接続するハイブリッドクラウドを実現するオファリングメニューを開発し、提供を目指す。これによって、顧客の既存のIT資産を生かしたモダナイゼーションを通じてDXの加速を支援する。

 これらの取り組みを加速するため、NECグループではAWS認定資格保有者を協業開始時点の目標達成(1500人から3年間で倍増)に向けて現在2000人に増強しており、クラウドプロジェクトに関する国内最大規模のデリバリー体制を堅持している。

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