次世代型監視システム構築に向けて製品連携、パナソニックNETSとマクニカ
週刊BCN+ / 2021年9月15日 17時0分
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パナソニック ネットソリューションズ(パナソニックNETS)とマクニカ クラビス カンパニーは、次世代型の監視システム構築に向けてVMSサービス「ArgosView(アルゴスビュー)」とAI画像解析技術を活用した異常検知ソフトウェア「icetana(アイセタナ)」の連携を開始する。
今回、両社は次世代型の監視システムとしてVMSサービスとして国内で最も多く利用されているパナソニックNETSのArgosViewと、AIやディープラーニングなどの最先端技術に強みをもつマクニカが取り扱うAI画像解析技術を活用した異常検知ソフトウェアのicetanaをシステム連携することで、「事象が起こる前の予兆や違和感を少人数で効率的に認知」、「起きた事象に対し駆けつけや遠隔で即座に対応」など、リアルタイムに監視できるソリューションを実現する。
従来のシステムでは、監視カメラ映像での異常確認から駆け付けによる一次対応までを警備員が人手で実施する必要があったが、この連携ソリューションによって、初動対応の迅速化が可能となるほか、警備員による駆け付けが必要な状況を絞り込むことで、事件・事故の未然防止と警備に必要なリソースの最適化を図ることができる。
これにより、ビルマネジメントに関連する企業の警備に関する課題を解決し、安全・安心な地域社会の実現を支援する。また、両社のもつ強みや専門領域の知見を統合することで、顧客に最適なターンキーサービスの提供が可能となる。
具体的には、ArgosViewから受け取った監視カメラの映像をicetana異常検知システムで解析することで予兆や違和感を検知する。さらに対象の映像をサムネイル形式で表示することで、警備員の状況認識や異常発見をサポートする。
また、icetanaによるサムネイル映像表示のほか、即時対応が必要な異常検知情報については、センサー情報や外部システムを通じて自動的にArgosViewへ集約し、マップ機能により異常発生の位置情報と合わせて即座に管理者へ通知する。
ArgosViewと連動した音声・照明出力機器を遠隔操作することで人手による一次対応(駆けつけ)に頼ることなく、短時間での初動対応が可能となる。
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