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高速バス事業者のDXを支援、ヴァル研究所の「Sokko-bus」

週刊BCN+ / 2021年9月21日 14時30分

高速バス事業者のDXを支援、ヴァル研究所の「Sokko-bus」

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 ヴァル研究所は、高速バスの座席管理のさまざまなプロセスを事業者の運用に沿ってシステム化した高速バスソリューション「Sokko-bus(ソッコーバス)」の提供を10月1日に開始する。

 Sokko-busは、予約した人が実際に乗車したかどうかを判別し、予約しても現れない“NO SHOW”の場合には、別の予約を受け付けることで座席の販売ロスを低減する機能を備えた新しいバス座席予約システム。また、予約なしで乗車した利用客を含め、車内の乗車状況をリアルタイムに把握することができる、新しい生活様式に合ったシステムとなっている。

 利用者は、スマートフォンやパソコンのウェブブラウザから運行便の検索・予約を行い、乗車時にはスマートフォンで予約画面を提示することで、乗務員による乗車確認が行える。予約から乗車までの一連のプロセスに利用者のスマートフォンを活用することで、バス車両内に新たなIT機器を積み込む必要がなく、容易に導入・運用開始が可能となる。今後随時、管理画面(高速バス事業者の利用画面)のアップデートを実施していく。

 Sokko-busの最初の導入先として、京成バス、ジェイアールバス関東、東武バスセントラルの3社が10月1日から運行予定の高速バス「柏の葉・流山おおたかの森-東京駅線」に、準備が整い次第、提供を開始する。

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