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岩崎通信機、プロディライトのクラウドPBXと連携したIP電話ソリューション

週刊BCN+ / 2021年9月22日 17時30分

岩崎通信機、プロディライトのクラウドPBXと連携したIP電話ソリューション

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 岩崎通信機は、プロディライトのクラウドPBX技術を基盤としたクラウド電話システム「INNOVERA(イノベラ)」と連携するIP電話ソリューションシステム「Frespec-Link powered by INNOVERA(Frespec-Link)」の販売を9月22日に開始した。

 Frespec-Linkは、岩崎通信機が展開するオンプレミス(オンプレ)のIP対応ビジネスホン「Frespec」にINNOVERAを連携させ、オンプレとクラウド両方の特性・メリットを最大限に生かすことができるハイブリットクラウドPBXシステム。これによって、テレワーク対応やBCP対策など今まで以上に柔軟に対応できるようになる。

 主な特徴として、社外からインターネット回線を用いて代表番号の発着信の利用を可能にする。INNOVERAに収容されている端末(INOVERA端末)から、Frespecに収容する電話回線を経由し、「03-XXXX-XXXX」の発番号で発信が可能となり、Frespecへの着信先をINNOVERA端末に設定することもできるため、テレワーク運用となったときに固定電話対応の負担軽減につながる。

 また、テレワーク中にスマートフォンで応答後、電話を切り、担当社員に電話し折り返し電話をしてもらう必要がなくなる。Frespec-Linkでは、スマートフォンで応答した後でも、共通の保留転送操作により社員の端末につなぐことができ、スマートなテレワーク運用が可能となる。

 INNOVERAに収容されているスマートフォンからFrespecの内線にアクセス可能となるため、Frespecに接続した構内スピーカーからの放送や、着信代理応答なども可能となり、オフィス内でのスマートフォンの活用範囲が広がる。

 テレワーク運用を始める場合にも、Frespecを使用しているユーザーであればINNOVERA(月額料金設定)を追加することになり導入しやすい構成を実現している。本社がオフィス機能を多く搭載するオンプレのFrespec、外出先やテレワーク拠点がINNOVERA端末を利用することで利便性の損なわれない運用が可能となる。

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