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36協定と働き方改革関連法の順守へ、「就業大臣」と「MaLion」が連携

週刊BCN+ / 2021年9月24日 10時0分

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 インターコムは、応研の就業・勤怠管理システム「就業大臣NX」とインターコムのIT資産管理+情報漏えい対策システム「MaLionCloud」「MaLion 6」(MaLion)を連携した。

 今回の連携で両システムのユーザー企業は、36協定と働き方改革関連法を順守した労務管理体制を実現できる。具体的には、打刻データとPC稼働ログを基にした勤怠管理、テレワークを含む従業者の労働時間の可視化、従業者へのアラートやPC強制終了などによる残業抑制が可能となる。

 例えば、サービス残業は従業者自身が打刻するタイムカードではチェックできない。特にテレワーク中は、管理者が従業者を目で追えないため、打刻後の業務を把握することは困難だった。この連携によって、従業者が何時にPCの電源を入れ、何時に電源を落としたのかがMaLionに記録され、そのデータを就業大臣の打刻データと比較することで、労働時間の乖離を一目で確認できる。退勤打刻後のサービス残業を発見することで、従業者の働き過ぎを防ぎ、確実な勤怠管理が実現する。

 主な連携機能として、就業大臣が管理する打刻データをMaLionが管理するPC稼働ログと合わせることで、従業者PCごとに稼働状況をグラフ化する。これによって、退勤打刻後にサービス残業を行っている従業者、休憩時間帯に働いている従業者、就業時間内に長時間働いていない従業者がいないかを確認できる。

 また、従業者のPCに対して、残業警告のポップアップ表示やメール送信を行い、残業を抑止できる。終業時刻を過ぎても稼働しているPCに対しては、強制シャットダウンの実行が可能。残業管理体制のシステム化によって、長時間労働の是正を徹底することができる。

 MaLionが管理するPC初回ログオンと最終ログオフの情報をCSV形式で就業大臣に取り込み、出退勤時刻として利用できる。打刻忘れの防止、PCログに基づく客観的記録による勤怠管理が可能となる。

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