マイクロデータセンターに最適、シュナイダーエレクトリックのNetBotz 750シリーズ
週刊BCN+ / 2021年10月5日 13時0分
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シュナイダーエレクトリックは、マイクロデータセンターの物理セキュリティ・環境監視に最適なソリューションとして、「APC NetBotz 750シリーズ」を10月14日に発売する。
「NetBotz」は、セキュリティ、環境監視、監視カメラ、サーバーラック電子制御などを統合したITファシリティの物理セキュリティ・環境監視のためのトータルソリューション。温湿度・漏水・煙・火災、人的アクセスによる盗難など、さまざまな物理的脅威に関するデータを取得・モニタリングし、リスク予兆をEmailなどで管理者に通知する。
これにより、従来のデータセンターのみならず、小売店舗やオフィスなど、エッジ拠点にサーバーやネットワーク機器が必要とされる環境でも、ITファシリティ管理担当者が現場に常駐できず監視の目が行き届かないリスク、温湿度などの環境変化の見落としを排除し、遠隔モニタリングや求められる自動化を実現する。
使いやすく一目で分かるデザインのウェブユーザー画面からアラート通知などの設定が簡単に行えるほか、クラウドベースのDCIMプラットフォームEcoStruxure ITにも対応しており、複数台のNetBotz監視ユニットをリモート環境から一元的に管理・監視できる。
今回発売する750シリーズの「NetBotz Rack Monitor 750」は、高性能・スケーラブルなラック搭載型のモデルで、1Uラックスペースにさまざまなセンサーやラックドアアクセス、カメラの機能を凝縮したオールインワンモデルとなっている。データセンターやサーバールームなど従来のIT環境での使用に加え、スペースに制約のあるマイクロデータセンターにも搭載できる。
同製品は、マイクロデータセンターをはじめとしたスペースに制限のあるIT環境や今後爆発的に増えるエッジコンピューティングでも、効率的な物理セキュリティ・環境監視でダウンタイムリスクの軽減を実現する。
なお、「NetBotz Room Monitor 755 with 120/240V PoE Injector(NBWL0756)」も10月14日に提供を開始する。同製品は、昨年11月に発売した「NetBotz Room Monitor 755 (NBWL0755)」にPoEインジェクターを同梱したキットモデル。LANケーブルを使用して電源供給が可能となり、設置場所に電源環境がない場合でも柔軟に設置することができる。
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