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ZUNDA、「Keeper」の国内初となるMSPパートナーに

週刊BCN+ / 2021年10月21日 15時30分

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 ZUNDAは、米Keeper Securityとの間で米国連邦政府と米軍の使用リストにも加えられているパスワード管理ソリューション「Keeper」のMSP販売契約を結んだ。これにより、パスワードをはじめとした重要なデータの漏えいからビジネスを守り、デジタルワークプレイスの生産性向上を支援していく。

 Keeperを導入することで、パスワード管理ソリューションを企業全体に安全・速やかに展開でき、保管した機密情報はKeeper独自のゼロナレッジアーキテクチャーで保護される。このテクノロジでは暗号鍵をKeeperのインフラで保管せず、暗号化/復号化の処理をユーザーのデバイス上で行う。万が一、Keeperのインフラが侵害されてもパスワードが漏えいすることはない。

 Microsoft Azure Active Directory、Okta、Google Workspace、Active Directoryなどのディレクトリサービスと連携して従業員がパスワード保管庫にシングルサインオンでアクセスできる。この構成では、ユーザーがマスターパスワードを管理する必要がなくなるという。

 また、Keeperはパスワードの使い回しやダークネットに漏えいした既知のパスワードを利用していないかをモニタリングし、従業員と管理者に知らせることができる。アカウントの利用状況やパスワード保管庫へのアクセス履歴をSIEM(セキュリティ情報イベント管理システム)に転送することで、セキュリティ監査に活用したり脅威の分析に利用したりすることができる。

 パスワードマネージャとして、Windows、macOS、Linux デスクトップ上で動作するChrome、Edge、Firefox、Safariなどの主要なブラウザーやiPhone、iPad、Androidに対応し、パスワードをはじめさまざまな機密情報を安全・スムーズに保存し必要なときに瞬時に呼び出すことができる。

 サイトの要件にあわせて複雑なパスワードを生成することも可能。こうした機能により、従業員がこれまで要していたパスワードを管理するための労力を大きく削減し、生産性の向上と労働環境の改善につなげることができる。

 ZUNDAでは、KeeperをMSP(Managed Service Provider)モデルで販売する。これはKeeperのライセンスに導入と運用のサービスが付帯したもので、社員が利用している既存のパスワード管理機能からのスムーズな移行と切り替え、機密情報をチームで適切に共有するため管理設定、シングルサインオンとの連携など数多くのナレッジ、Keeperに追加された新機能の評価や分析などの専門的なサービスを提供する。

 価格は、Keeper Businessが1ライセンス当たり月額420円から。追加機能とサポート内容によって金額は変動し、また10ライセンス以上でボリュームディスカウント(割引)も用意している。

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