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AWS/Microsoft Azure/Microsoft 365に対応、エンカレッジ・テクノロジの次世代型特権ID管理ソフト「ESS AdminONE V1.1」

週刊BCN+ / 2021年10月27日 17時0分

AWS/Microsoft Azure/Microsoft 365に対応、エンカレッジ・テクノロジの次世代型特権ID管理ソフト「ESS AdminONE V1.1」

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 エンカレッジ・テクノロジは、次世代型特権ID管理ソフトウェアの最新バージョン「ESS AdminONE V1.1(イーエスエスアドミンワン)」の販売を11月2日に開始する。

 ESS AdminONE V1.1は、さまざまなシステムにおける特権IDのパスワード変更処理を可能にする汎用パスワード変更インターフェースを新たに実装。インターフェースに合わせた外部プログラムと連携することで、Windows/Linux Server以外の特権IDについてもパスワード変更処理を行うことができる。

 インターフェースの仕様が公開されており、顧客自身で外部プログラムを開発することが可能。ニーズの多いシステムの汎用的な外部プログラムについては同社がパッケージとして提供し、顧客自身が外部プログラムを開発することなくパスワード変更処理を行うことができる。

 また、「Amazon Web Services(AWS)」「Microsoft Azure」「Microsoft 365」の特権IDのパスワード変更処理が可能。汎用パスワード変更インターフェースと連携する外部モジュールパッケージとして提供される。

 AWSについては、AWS IAM(Identity and Access Management)ユーザーがWebベースの管理コンソールへログインする際に使用するパスワードの変更処理に加え、API/CLIアクセスの際に使用するアクセスキーの有効化・無効化処理にも対応する。Microsoft AzureとMicrosoft 365については、Azure ADのパスワード変更処理を行う外部モジュールパッケージを12月初旬に提供することを予定している。

 さらに、SaaS、IaaS管理コンソール、Webシステムなどブラウザーを使ってアクセスするシステムに対し、パスワードを開示しない「パスワードレスアクセス」が可能となる専用ツール「OA for Browser」を提供。パスワードレスアクセスの設定は、認証画面に合わせて顧客自身が設定できる専用の定義ツール「OA Prep for Browser」を用いることで、ノンコードでさまざまなシステムのパスワードレスアクセスが設定できる。

 動的にURLやHTML要素が変更するシステムや画面遷移を伴うインターフェースなど、さまざまな認証インターフェースにも対応。なお、OA for BrowserはESS AdminONEサーバー本体のバージョンに依存せずに利用が可能。旧バージョンのユーザーは、ESS AdminONEサーバーをバージョンアップすることなく、Chrome/Edgeを使用したWebシステムへのパスワードレスアクセスを実現する。

 価格は、10ノードまでの定額ライセンスで一部機能限定版の「ESS AdminONE Base 10 SE」が永久ライセンスで112万5000円、年間ライセンスで60万円、120ノードまでの定額ライセンスでフル機能版の「ESS AdminONE Base 120 EE」が永久ライセンスで800万円、年間ライセンスで426万円、外部モジュールパッケージが1種類につき、永久ライセンスで20万円、年間ライセンスで10万5000円となる。

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