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読売ジャイアンツ戦で「声を出さない応援」を測定・分析、OKIが東京ドームで実証実験

週刊BCN+ / 2021年10月29日 11時0分

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 沖電気工業(OKI)は、4月と7月の2回にわたって東京ドームで開催されたプロ野球の読売ジャイアンツ戦で会場全体の音から歓声音のみを抽出・分析する実証実験を実施し、歓声の大きさ(レベル)を定量的に把握した。「声を出さない応援」の実効性を示すことが目的。
 

 実証実験では、観客席に設置したマイクアレイを用いて打球音や場内音楽、アナウンス音などを抑制し、歓声音のみを抽出してそのレベルを分析。東京ドームの観客席にマイクアレイを3台設置し、試合中の会場全体の音を収録した。

 ビームフォーミング技術を用いてマイクアレイの指向性を制御することで、会場全体の音から目的音である歓声とそれ以外の音を分離し、目的外の音(打球音、場内のスピーカーから流れる音楽、アナウンス音など)を約15dB抑制。歓声音のレベルを測定することに成功した。試合中に歓声が起こったタイミングから、そのレベルの推移が定量的に評価できることを確認した。

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