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デバイスドライバをユーザーモードで開発、エクセルソフトの「WinDriver v14.80」

週刊BCN+ / 2021年11月2日 16時30分

デバイスドライバをユーザーモードで開発、エクセルソフトの「WinDriver v14.80」

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 エクセルソフトは、Jungo ConnectivityのUSB/PCI/PCI-Express向けデバイスドライバ開発ツールの最新版「WinDriver v14.80」の提供を11月2日に日本国内で開始した。

 WinDriverは、USBとPCI/PCI-Expressのデバイスドライバをユーザーモードで開発できる。ドライバを開発するにあたり、OSの内部構造またはカーネルレベルのプログラミングの知識を必要としない。Windows 11 Preview Build/Windows 10/10 IoT Core/Server 2016/8.1/8/Server 2012 R2/2012(x86 32bitまたはx64 64bit)、Linux、macOSに対応し、WinDriverで開発したコードは対応するOS間で互換性がある。また、常に最新のOSをサポートするようにアップデートを行っている。

 WinDriverには、短期間でドライバ開発を行うことができるウィザードによるグラフィカルな開発環境、API、ハードウェア診断ユーティリティ、サンプルコードが含まれる。WinDriverのカーネルドライバが、ハードウェアへのアクセスを提供するため、インストール後、すぐに対象のデバイスと通信が可能。

 PCI/PCI-Express版では、汎用的なボードのサポートに加え、主要なチップベンダー(Xilinx/PLX/Alteraなど)に対して拡張サポートを提供し、FPGA搭載のPCI-Expressボードの割り込み処理やDMA転送などを実装するドライバをユーザーモードで開発できる。

 今回の最新バージョンでは、Windows 11 Preview BuildとmacOS M1(ARM64)プロセッサーのサポートを追加した。また、Windows、Linux、MacOSで、.NET 5をサポートするコンソールPCIのユーザーサンプルとコード生成を追加した。さらに、リファクタリングし、pnputilとdevconへの依存関係を追加したほか、最新のLinuxカーネルバージョン(v5.14.11まで)のサポートを追加した。

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