データ転送料金の削減とマルチクラウド環境への移行へ、クラウドフレアとオラクルが提携
週刊BCN+ / 2021年11月12日 10時0分
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クラウドフレアは、オラクルが不必要なデータ転送料の廃止を約束する最新のクラウドプロバイダーとして「Bandwidth Alliance(帯域幅アライアンス)」に加盟した。これによって、クラウドフレアのサイバーセキュリティ・ソリューションとオラクルのクラウド・インフラストラクチャーの両方を利用する企業は、Bandwidth Alliance非加盟のクラウドプロバイダーが請求する高額なデータ転送料金を回避でき、必然的にコストを削減することができる。
18年9月に創設されたBandwidth Allianceは、共通の顧客に対してデータ転送料金(エグレス料金)の割引や免除を提供する、先進的なクラウドとネットワーク企業のグループ。現在、19社がパートナーとして参加し、法外なエグレス料金に悩まされる顧客に、最高のパフォーマンスと優れた費用対効果を提供するため協働している。Bandwidth Allianceのパートナー企業は、互いに協力することで、コスト削減の効果を顧客に直接還元できる。
また、顧客はコンピューティングやストレージ、その他のクラウドサービスを選ぶ際、帯域幅費用を考慮する必要なく、複数のクラウドプロバイダーの中から最適な選択をすることができる。
Oracle Cloudのインフラストラクチャーは、すでにネットワークサービスの低価格化を実現しており、顧客は比較的低コストで大量のデータを移動することができる。データ転送に関しては、受信は無料で、送信は地域ゾーンや製品SKUごとに最初の10TBまでは無料となっている。
オラクルは、クラウドフレアとの共通の顧客に対して、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)Object Storageからのデータ転送のエグレス料金を無料にする。この取り組みによって、北米を皮切りにグローバルにサービスを拡大し、既存のクラウドサービスと比べてすでに低価格なデータ転送料金をゼロにすることを目指す。
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