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クラウドストレージ対応の機能が充実、アクティファイの「ActiveImage Protector 2022」

週刊BCN+ / 2021年11月12日 16時0分

クラウドストレージ対応の機能が充実、アクティファイの「ActiveImage Protector 2022」

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 アクティファイは、システム/データ保護ソリューションの新版「ActiveImage Protector 2022」の受注を11月12日に開始した。

 ActiveImage Protectorは、Windows/Linuxサーバーの物理/仮想環境、オンプレミス、クラウド両方に対応したハイブリッド環境対応型データ/システム保護ソリューション。新版では、従来のローカルストレージに加えて、クラウドストレージへ直接バックアップできる機能、クラウドストレージからのリストアができる機能を搭載した。

 さらに、クラウド上の仮想マシンにはクラウドストレージに保存したバックアップイメージを復元できる機能も搭載した。RTO(目標復旧時間)の観点から、システム復元のためのさまざまな手法を提供し、ITエンジニアが不足する時代を見据えて専門知識がなくても簡単な操作でデータ/システムを保護する機能を搭載している。

 具体的には、クラウドストレージへの直接バックアップ(Direct-To-Cloud)機能でバックアップの保存先として物理的に離れたクラウドストレージに保存しておくことによって、災害時にもバックアップデータの消失を回避できる。S3互換のオブジェクトストレージやAzureなどのクラウドストレージを直接使用可能。また、SFTPプロトコルにも対応し、セキュアなSFTPサーバーをバックアップ保存先として利用できる。

 クラウド復元(In-Cloud Recovery)機能では、クラウドストレージに保存したバックアップイメージから、同じクラウド上の仮想マシンへ、直接復元することが可能。クラウド上に保存されたローカルサイトの物理/仮想マシンのバックアップから、クラウド上の仮想マシンに復元するだけで復旧することができる。

 LTOテープ装置をバックアップの保存先として指定可能となった。テープへのバックアップデータは隔離された別の場所に置き、長期間アーカイブデータとして確実に保管できる。

 重要な個別ファイルだけをバックアップすれば十分という場合には、特定のファイル、フォルダー単位でバックアップ/リストアができるため、負荷を軽減できる。システムディスクのバックアップと組み合わせることで、柔軟な復元も可能となる。増分バックアップにも対応している。

 ディスク間コピー(Disk-To-Disk Copy)機能では、ディスク間でのデータのコピーだけでなく、ボリューム間のコピーを、セクター単位で行うことが可能。自由度が高いため、SSDへの移行、大容量ディスクへの交換など、幅広く対応できる。

 また、新版では従来の永続ライセンスに加えて経済的で企業が導入しやすいサブスクリプションライセンスの販売を開始する。

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