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定型業務の改善へ、兼松エレクトロニクスとKTSがソリューション「RWR」の販売を開始

週刊BCN+ / 2021年12月1日 11時0分

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 兼松エレクトロニクス(KEL)とケー・イー・エルテクニカルサービス(KTS)は、デジタルトランスフォーメーション(DX)推進やワークスタイル変革への対応に向け、定型業務の改善と業務効率化による業務負荷軽減を目的とした「RWR(Routine Work Reformer)」ソリューションの販売を11月30日に開始した。

 RWRはデジタル文書の自動仕分け、OCRソフトを使ったアナログデータのデジタル化、RPAによる業務自動化、独自の電子帳票システムへの自動連係、専用デバイスを使った手書き帳票のデジタル化ソリューションを組み合わせている。

 RWRを利用することで、定型業務にかかる工数を減らし、付加価値の高い業務に時間を割くことが可能となる。また、DX時代のビジネス環境の変化に対応して、業務で役立つデジタルスキルや知識を新たに学び直す「リスキリング」の時間を生み出すことも支援する。さらに、22年1月1日から適用される改正電子帳簿保存法では、従来、認められていた電子取引で受領したデータを紙出力して保管することが保存要件を満たさなくなり、電子データとしての保存が義務付けられることになるため、この法改正への対応にも効果を発揮する。

 具体的には、業務課題に合わせて「仕分け・配布自動化」「入力業務自動化」「手書き書類データ化」「帳票ペーパーレス化」の各ソリューションを組み合わせて提供する。

 仕分け・配布自動化ソリューションでは、タスクオートメーションソフトウェアを実装し、ファイル収集、ファイル編集、ファイル配信のタスクを自動化することで単純作業の繰り返し、定型化された作業から解放する。

 入力業務自動化ソリューションでは、複合機とAI-OCR、RPAを組み合わせて、FAX受付業務、業務システムへの入力業務を改善(自動化、無人化)し、テレワーク化を推進する。

 手書き書類データ化ソリューションでは、新たな入力デバイスとRPAを組み合わせて、外出先/現場などで必須となる手書き書類の文字をデータ化し、業務システムへの入力作業を自動化。業務フローを変えず、今までの紙帳票がそのまま使用可能となる。

 帳票ペーパーレス化ソリューションでは、帳票のライフサイクル(作成、保管・管理、出力、活用)に合わせた統合的な管理によるペーパーレス化と紙業務の効率化を実現する。

 また、RWRは既存サーバーへの導入のほか、コニカミノルタのWorkplace Hub Smartを使用した複合機一体化モデルやRWR専用サーバーで提供する。さらに、業務内容や既存システムへの連携などのカスタマイズにも対応する。

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