OBC、KCCSとITCSとの協業で会計ソリューションを提供
週刊BCN+ / 2021年12月2日 15時0分
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オービックビジネスコンサルタント(OBC)は京セラコミュニケーションシステム(KCCS)とITCSと協業し、中堅・中小企業の経営管理を支援する会計ソリューション「Amoeba Pro 財務会計オプション DX推進パック」の提供をKCCSが12月1日に開始した。
Amoeba Pro 財務会計オプション DX推進パックは、DX化の推進と管理会計の導入を同時に支援するクラウド型ソリューション。ERPフロントシステム「Manage OZO3」で日々の入力した伝票データが、財務会計システムの「勘定奉行クラウド」、管理会計システムの「Amoeba Pro」へリアルタイムに実績連携(管財一致)され、ダッシュボードから経営状況が把握できるようになる。社員の勤務時間の情報やプロジェクト別の工数情報の管理も可能となる。
また、同ソリューションは「Amoeba Pro」の特徴である部門別採算や時間当りなどアメーバ経営の実践を支援する多軸分析機能や、予算・実績管理、フォーキャスト管理の機能により、様々な切り口からデータを把握・分析できるため、経営者の迅速な経営判断、社員一人一人の経営への参画意識向上を促進する。
主な特徴として、クラウド型のソリューションのため、サーバーを用意する必要がなく短期間で立ち上げが可能。月額制サービスで必要なユーザー数・機能に応じて柔軟に利用することができる。
伝票起票後、ワークフローにより各システムへリアルタイムに自動連携することが可能。タイムリーに連携された数字を確認することで、経営者の迅速な経営判断や現場の一人一人のスピーディーな意思決定へとつなげることができる。また、社員一人一人が経営状況を把握し、経営を自分事として捉えることができるようになり、社員の経営への参画意識を高める。
また、ワークフローを現場で起票することで経理部門の仕訳にかかる工数を削減し、業務の平準化を図ることができるほか、各種分析やレポート作成、管財一致にかかる工数の削減が可能になる。
税別価格は、従業員100人導入の場合、「Amoeba Pro」「勘定奉行クラウド」「Manage OZO3」を組み合わせた「DX推進パック」が月額34万2000円、環境構築費59万円から。「Amoeba Pro」と「勘定奉行クラウド」を組み合わせた「財務連携パック」が月額18万2000円、環境構築費30万円からとなる。
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