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アジア太平洋地域のスタートアップ33社を支援、アクセンチュアとマイクロソフトが実施

週刊BCN+ / 2021年12月10日 15時30分

アジア太平洋地域のスタートアップ33社を支援、アクセンチュアとマイクロソフトが実施

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 アクセンチュアとマイクロソフト アジアは、日本を含むアジア太平洋地域で、社会課題の解決やサステナビリティの向上に取り組むスタートアップ企業33社(日本企業は2社)に対し、ソリューション開発やビジネスモデル強化に向けた支援を開始した。

 両社は、20年に南アジアで共同プロジェクト「Project Amplify」を開始し、今回、日本やシンガポール、オーストラリア、スリランカなどでの活動を拡大した。同プロジェクトは、さまざまな社会課題の解決に取り組むことでアジア太平洋地域の潜在能力を引き出し、多くの人々の生活を豊かにすることを長期的な目標としている。

 プロジェクトの参加企業は、アクセンチュアとマイクロソフトが有する先端テクノロジー、ノウハウ、専門知識を活用できるほか、メンタリングを受けることも可能。アクセンチュアとマイクロソフトは、参加企業のソリューションがもたらすインパクトや社会的価値の再定義と拡大に向けて、概念実証の実施や検証も支援していく。

 日本では、YUGENとSWiTCHの2社が同プロジェクトに参加している。YUGENは、世界中の大学生が、性別や人種、出身地、宗教に関係なく、キャリアを構築していくためのプラットフォームを提供。SWiTCHは、環境に配慮した社会づくりを目指し、国内外での若者の教育と企業のサステナビリティの取り組みを推進するプラットフォームを提供している。

 同プロジェクトの参加企業33社は、いずれも社会や環境に関する深刻な問題の解決に向けて、自社の製品やサービスの貢献内容を定義しており、すでに初期的な成果をあげている。

 アクセンチュアでは、環境や社会に関する深刻な課題の解決、組織のサステナビリティ推進に向け、スタートアップ企業のテクノロジー活用の支援に注力している。マイクロソフトは、社会的企業のグローバル展開に向けた事業の創出や拡大の支援を行う同社のグローバル・ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラムの一環として、Project Amplifyを実施している。同プログラムに参加するスタートアップ企業は、テクノロジーや教育に加え、取引先の紹介や助成金の支援を受けることができる。

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