弥生、オリックスからKKRへ株主変更
週刊BCN+ / 2021年12月20日 14時30分
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弥生は、株主がこれまでのオリックスから米コールバーグ・クラビス・ロバーツ・アンド・カンパニー・エルピー(KKR)の関係会社に変更になる。オリックスとKKRが運営する投資ファンドが、実質的に全株式を保有する投資目的会社の間で最終契約が結ばれたことによるもので、株式譲渡実行日は22年3月1日の予定。
弥生の代表である岡本浩一郎氏は引き続き、代表取締役社長として経営に従事。弥生が行っている業務ソフトウェアと関連サービスの開発・販売・サポート事業その他一切は今後も変わらず継続する。会計事務所パートナーや金融機関をはじめとする各パートナーについても、今後も良好な関係性が継続できるよう努めていく。なお、弥生の子会社であるアルトアが行っている与信モデル・融資支援サービス(LaaS)の開発・提供サポート事業についても変わらず継続する。
今回、KKRを新たな株主として迎えることで、弥生は「事業コンシェルジュ」を目指すための強力なパートナーを得ることができた。今後はKKRとともに、提供するサービスの進化を加速し、日本の経済を支えている中小事業者の成長に寄り添い、伴走していく。また、業界他社の力を借りながら、電子インボイスへの取り組みなどを通じ、社会全体のデジタル化をけん引していく。KKRというパートナーを得ることにより、弥生自身だけでなく、業務ソフトウェア業界、さらに日本社会全体のダイナミックで革新的なトランスフォーメーションを実現したい考え。
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