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八千代市消防本部がセーフィーのウェアラブルクラウドカメラをテスト導入、人命救助実証試験を実施

週刊BCN+ / 2022年3月9日 16時22分

八千代市消防本部がセーフィーのウェアラブルクラウドカメラをテスト導入、人命救助実証試験を実施

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 クラウド録画サービスを提供するセーフィーの開発・運営するウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」を、千葉県八千代市消防本部が試験導入し、訓練形式の人命救助実証試験を実施した。

 Safie Pocket2は、いつでもどこでも手軽に撮影ができ、リモートで現場と本部のコミュニケーションを可能とするウェアラブルクラウドカメラ。バッテリとSIMを内蔵しているため、カメラの電源を入れるだけで現場の映像を確認・会話ができる。

 今回の実証試験では、人命救助の現場で状況判断を映像を用いて正確・迅速に行うことを目的にSafie Pocket2を導入した。複数回実施された一連の実証試験内では、訓練だけでなく実際の火災現場でも同カメラの活用が進んでいる。

 実証試験の成果として、複数回の試験の中でSafie Pocket2の仕様と機能を最適化することで、災害現場の状況を映像により正確・迅速に把握、判断が可能となり、消防活動を行う際の有効性を確認することができた。

 実際の火災現場では、通常活用している無線機や通信用マイクが水滴や粉塵で脆弱化し連絡手段として無効になった一方、Safie Pocket2の活用で、現場の状況を映像と音声の二軸で判断することができた。通常業務に支障をきたすことがない上、部隊の指揮権者が情報を網羅的に把握し、各部隊に適切な指示を出すことができる状況を作り出せたことも特徴的だった。

 今後は、公共機関などとも映像データを連携することで、要救助者に最適な救助を実施できるような活用も想定している。

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