クライアント運用管理ソフトの最新版「SKYSEA Client View Ver.17.2」、Skyから
週刊BCN+ / 2022年3月11日 15時10分
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Skyは、企業・団体向けクライアント運用管理ソフトウェアの最新版「SKYSEA Client View Ver.17.2」の販売を3月10日に開始した。
「SKYSEA Client View」は、資産管理・ログ管理・セキュリティ管理といった「情報漏えい対策」や「IT運用管理」を支援する機能を搭載している。サイバー攻撃に対する多層防御や組織のテレワーク運用を支援する機能などを搭載しているほか、各メーカーの製品と連携することで、各種対策をさらに強化できる連携ソリューションも提供している。
今回の最新版では、PCの紛失・盗難時の情報漏えいリスクに備え、BitLockerによるドライブ暗号化を支援する機能を強化。また、ファイルの不正な持ち出しなどを防ぐため、異なるネットワーク間でのファイルのやりとりをウェブシステムで一元管理できるようにした。ほかにも、収集したログを他社製品で活用できる連携機能の拡張や、自社商品の名刺管理サービス「SKYPCE」をよりセキュアに利用できる連携機能を搭載した。
主な新機能として、BitLockerによるドライブ暗号化が無効になっているPCに対して、暗号化を促すメッセージ画面を自動で表示する。ユーザーは、管理者が事前に行った暗号化設定に基づいてメッセージ画面上で素早く暗号化を実行できる。暗号化の徹底をサポートし、紛失・盗難による情報漏えいリスクを軽減する。
また、ネットワーク間でのファイル転送をウェブシステムで管理できるようになった。例えば、インターネットから分離された基幹系ネットワーク内のファイルを組織外で利用する場合に、システムでの申請・承認手続きを介して安全に持ち出すことが可能。ネットワーク間のファイルのやりとりをシステムで一元管理できるほか、USBデバイスを使う場合と比べてセキュリティリスクを軽減することができる。
さらに、各種メーラーやウェブメールで送信したメールの本文をログとして記録し、CSV形式での出力が可能となった。出力したログデータをSIEMなどのログ分析システムで、メール本文の内容も含めた分析に活用することができる。
これまでのテキストログに加えて、画面操作ログの録画データも指定した期間、PC上で一時的に保存できるように改善。万が一、サーバーに障害が発生したとしても、PCからサーバーへログを再アップロードすることで、ログ消失を防ぐことができる。資産情報の変更状況が確認できる履歴データに保存期間を設定することで、期間を過ぎたデータを自動で削除できるようにした。
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