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エクセルソフト、BreezoMeterの環境データ提供サービスを販売

週刊BCN+ / 2022年4月20日 17時45分

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 エクセルソフトは、イスラエルのBreezoMeterが提供する詳細で正確な過去の大気質、花粉、気象、山火事などの環境データ提供サービス「History Plus」を4月11日に日本国内での販売を開始した。
 

 BreezoMeterの大気質、花粉、気象に関するデータは、その高い信頼性、解像度、粒度から、さまざまな分野の企業で利用されている。BreezoMeterでは、地理情報、監視局、交通、天候、衛星を含む世界中の4億4000万のグリッドポイントからデータを収集、毎時1.8TB以上のデータを分析、毎時75億の汚染物質濃度を算出、30種類以上の高度なアルゴリズムで分析し、その結果をAPIで提供している。

 今回販売開始したHistory Plusは、大気質、花粉、気象、山火事など、APIと同じ正確で高解像度なハイパーローカルな環境データ形式を用いた履歴データを、歴史的な視点で提供する。また、環境データに簡単にアクセスして分析し、ビジネスと環境条件の相関関係を見つけ出し、革新的な予測モデルや洞察を構築できるようにする。大気質、花粉、気象、山火事がビジネスやユーザーにどのように影響するかを知り、将来のビジネスニーズや結果にどのように影響するかを洞察することができる。

 

 BreezoMeterが提供する環境データは、すでにさまざまな方法で使用されている。ビジネス研究の分野では、医療機関や保険会社などで、自社のビジネスデータと環境データの相関関係を調べるために、過去の環境データを用いて調査が行われている。医療研究の分野では、様々な医療系研究会社が、エンドユーザーに予防医療商品を提供するためのアレルギーリスク指標など、さまざまなビジネスケースで過去のデータを用いて予測モデルを構築している。マーケティング関連、メディア関連企業では、環境情報を使ってデータを時系列での傾向や変化に関するインサイトに変換し、エンゲージメントや売上をさらに向上させている。

 また、BreezoMeterが提供する過去の環境データを見ることでパターンを可視化し、重要な問題を解決するために環境データをどのように利用できるかを理解し、ビジネスの意思決定を形成するための分析的洞察を支援するような情報を集めることが可能となる。

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